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05.04
東京都台東区根岸3-6-23-18、鍵屋
創業1856年(安政3年)の、女性だけの入店は認めないという老舗の居酒屋。
鶯谷駅北口徒歩5分。3名以上で予約可能。
22席。個室なし。貸切不可。喫煙可。カード不可。駐車場なし。
営業時間17:00~21:00。定休日、日・祝日。

外観

老舗居酒屋の銘店としてよくメディアで紹介されている鍵屋。
訪問したいと思いながら出来ない大きな理由が一つありました。
女性だけでは入店出来ないということになってます。
男性の同伴者が居ないと、どんなに興味があろうが訪問出来ない。
先代の女将のころから続く決まり事だそうです。いつの時代も、女性に厳しいのは女性ですね(^^;
やっと行けることになりました。
JR鴬谷駅を降り言問通り沿いを通り、住宅街の路地に入った場所。
住宅街の中に浮くかのようにポツンとお店あり。

店前の路地

店の灯りが日常と違う世界への誘い。
ドアを引く。
外観も雰囲気ありますが、店内も同じくです。平日夜、満席。
カウンター席と小上がりの板間。
小上がりのテーブル席は4人卓に2人卓をつけた6人席が2つ。カウンターは10席。
席間は狭く寛げる感じではないですが、座布団に座ってしまうと落ち着くものですね。

予約席にグラスとメニュー

予約席にはコップ。そこに立て掛けるようにして小さな木板のメニュー。年季入ってます。
お通しに心太。
その小鉢の上に裸の割り箸。

お通しに心太、箸と一緒に

酒のメニューもシンプル。木板に書かれたものを見せて貰う。
・櫻正宗、大関、菊正宗、一合530円
・ビール大710円、小530円
・冷酒910円
これだけです。

◆ビール(大) 710円

ビール(大) 710円

◆たたみいわし 680円

たたみいわし 680円

取りあえず、ビールとたたみいわし。
たたみいわしは、軽く焼かれて醤油を垂らしたもの。
ビールは瓶のみ。

◆合鴨塩やき 610円

合鴨塩やき 610円

◆とりもつやき 570円

とりもつやき 570円

焼き物を二品。
価格は串1本分。
良い値段しますが、質はそれなりに。肉厚です。
どちらも焼き具合よく美味しかった。

◆菊正宗 一合 530円

菊正宗 一合 530円

お酒は昔から変わらず菊正宗、大関、櫻正宗の3銘柄のみとか。
カウンター内側で、長年使い続けている銅壺での燗。
その雰囲気がとても良い。
酒は、味が丸くなって美味。

銅の燗つけ

◆とりもつなべ 730円

とりもつなべ 730円

他のメニューと比較してぐんとお得感あります。
昭和時代によく見たアルミの軽量一人鍋で。IHは使えないでしょうね、直火で炊かれた鍋。
すき焼きの割下を滑らかにしたような甘辛醤油味。とりもつにとても合う味。刻み葱が別添えで用意されます。

もつなべ用の葱

とりもつパーツは各部位入っており、蒟蒻、厚揚げ、麩が入り、玉葱が甘さを添えます。
料理は昔から伝わっているものばかりで、作り方も引き継いでいるんだそうです。

奥の部屋が調理場になっていました。
決して便利ではない間取り。
長く使われていることが分かります。
女将さんがとても気が付く人です。
同行者が板間で足が痛いのに気づき、空いたカウンターを勧めてくれましたが、そろそろ会計して貰おうと思っていたところ。
窓に斜めに強度を増す支えがしてありました。シンプルな耐震対策ですね。

入口

江戸時代に酒屋として始まった鍵屋。
昭和初期まで店内でお酒を飲ます、今で言う角打ち「もっきり」をされていたそう。
その後は現在のような居酒屋に。
残念ながら、歴史ある根岸の酒屋だった建物は道路の拡幅工事で昭和の中頃に移転。
以前の建物は、江戸東京たてもの園に移築保続されているとか。
今の店は大正元年の建築ですが、それでも十分に情緒を感じられる年代の建物です。
やっと訪問出来た鍵屋は、想像より柔らかな空気で常連さんに愛され、各時代の酒好きが今も集う素敵な店でした。
女将さんの声に送られます。

「ありがとう存じましたー」

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