line-s
03.25
福岡市中央区春吉3-3、Maison de Yoshida HARUYOSHI
福岡フレンチ界の重鎮、日本の欧州料理を黎明期から支えた吉田安政氏の店。
2014年11月オープン。
1階は時流に流されない正統派フレンチ。
2階はCave25ワイン居酒屋。
福岡市営地下鉄空港線 中洲川端駅 徒歩10分。ホテルイルパラッツォ前。
営業時間18:00~23:00。2階Cave25は18:00~26:00。定休、日曜。

外観

仕事終わりを福岡市で終えることが続いて、そのまま市内で飲食してしまうと宿泊するほうが楽で。
折角だから敬愛する建築家アルドロッシの日本での初作品に宿泊。
迫力のファサードを持つ デザイナーズホテル、イルパラッツォ。
日本のデザインホテルにとっては歴史的な作品です。

この日は、家族も誘って市内で食事を。
春吉界隈も飲食店が多く魅力的なエリア。特に予約もせず気分でお店に入ろうとホテルを出る。
時間は18:00前。ホテルの正面のお店の前にgarçonの姿。
直感でこのお店に入りたい、入れるかなと思い声をかけますと、大丈夫ですとのこと。
ホテルを出て道向かい。数歩でもう決めちゃった。
フレンチのお店であることだけ聞き、店内に入ると正統派の落ち着きを感じました。
お店は18:00から。2階のバーでお待ちくださいとのこと。
まだバーも開いてる時間では無かったのですが快い対応で。
店内からは那珂川添いの屋台や商業施設のキャナルシティ、グランドハイアットなどが見渡せます。
カウンター席にてシャンパンを。この後は食事なのでボトルで。

2F カウンター席からグランドハイアットやキャナルシティ

2F 一面は那珂川の景色

◆Laurent Perrier Brut 9000円

2F 良い雰囲気です

ローランペリエブリュット。
世界5指に数えられるほどの巨大シャンパンメゾンの辛口シャンパン。
シャンパンを安定的に造る最高級ブランドとして、現地フランスでの人気は高いらしいですね。
フランス国内外の最高級レストランをはじめエール・フランスでも採用されてます。
Glassは1500円。

2F ローランペリエブリュット Glass 1500円、Bottle 9000円

シャンパンを飲みながら、暮れゆく那珂川のほとりをぼんやりと眺める良い時間。

2F 日暮れて屋台の灯りが灯り…

片側はこの景色、もう片側はテーブル席になっており、窓の向こうはイルパラッツォ。

2F 一面はイルパラッツォ

立ち上がり、店内を見させていただく。壁面に国内外からのメッセージ。シェフとゲストの写真も。

2F 多くの著名人がムッシュの店を訪れて

「あ!(心の中で叫ぶ)」
ゲストは日本人なら知らない人の居ない著名な方々。
そして、お店の名前と写真の中のシェフのお顔が一致!
カウンター席に戻り家族に耳打ち「このお店は・・・」
話していたら階下から上がって来た紳士が朗らかな笑顔で話しかけて来られました。
「本日は何を召し上がられますか」
嗚呼、ムッシュ!!
背筋をピンとして、お顔をジッと見てしまいます。
ロマンスグレーの魅力的な語り口。

2F 店内 (3)

目の前で、今日作れるものを説明くださっているのは、吉田安政(ヨシダヤスマサ)さん。
新潟生まれ。渡欧しパリへ。その後スイスのホテル学校でキュイジーヌ哲学技と歴史を学び欧州各国で食文化を習熟。
帰国後は日本のフランス料理の父、故・小野正吉氏のもとホテルオークラ東京のメニューを開発するなどホテルオークラ創業時の基礎に大きく携わられたとか。
1970年に九州初の本格フレンチレストラン・レストランロイヤル花の木をオープン。
その後も優秀な人材を育成。
福岡のフレンチ・食文化を45年と長きに渡り支え続けられています。
2015年、シュバリエ(※)受章。
(※フランス文化省が運用する名誉勲章。芸術・文学の領域での創造もしくはこれらのフランスや世界での普及に傑出した功績のあった人物に授与される)
2014年にお店を春吉に出されたと耳にしていて、行きたいとは思ってましたが場所も調べておらず、何と行きたいお店に無意識に入店していたのでした。
「予約もせずに、すみません!」
この日は平日のディナーには早い時間で、今のところ他にお客は入ってなくムッシュと直接話して食べたいモノでコース内容を決めました。
「では仔羊でも焼きましょう」
階下に降りていくムッシュの背中を見送り、バーでシャンパンを供しておられたソムリエさんに「ビックリした~」と言ってしまいました。
暫くして、お店に入るキッカケとなったスタッフさんが焼けた仔羊を手に2階のバーに来られました。

2F この後いただく仔羊が焼けました

ブロックで見せられると嬉しいものですね。
1階に降りて那珂川が見渡せる席へ案内いただいて。
飲み物は引き続き同じものをもう1本抜きました。
BGMはオペラ。

那珂川のネオンが食事の背景

テーブルセッティング

◆一口の喜び

一口の美味

鴨のリエット。林檎のコンポートと。
粒胡椒のスパイシーな香りが合います。

この後にパン。
クルミパンとバケット。温かい。
バターとハーブオイルで。

パン

◆巨大マッシュルームとエスカルゴ

巨大マッシュルームとエスカルゴ

「今日は大きなマッシュルームがあるので、それとエスカルゴを合わせましょう」
好き嫌いなど聞かれつつ決まった一皿。
ガーリックが使われるが大丈夫かも聞かれた。
肉厚椎茸のようなサイズのマッシュルーム。濃厚なソースが美味しい。

◆小さなブイヤベース

小さなブイヤベース

赤のグラスを一杯。

赤のボトルはコレ

グラスの赤を

幸福な時間・・・

◆仔羊のロースト

仔羊のロースト

表面を香ばしく中に滋味あふれるジューシーな肉の旨味。ソースバジル。
付け合わせにポテトグラタンや下仁田ネギ。

ジューシーな仔羊

フィンガーボウルも用意されて。

仔羊のフィンガーボウル

◆クレープシュゼット

デセールは選べました。
ムッシュが調理される姿が見えましたのでクレープシュゼットにしました。フランベが見たくて。
傍で見ても良いですか?と席を立ち、カウンター内で調理されるムッシュのもとへ。

クレープシュゼットが作られています

レモン・オレンジの果汁が絞られてます

フランベ!

出来上がりまで見届けて席に戻ります。

デセール

クレープシュゼットが、実は失敗から生まれたデセールであることなどを家族と話しながらのひと時。

◆コーヒー

エスプレッソ

食後の飲み物は選べました。エスプレッソを。
家族と楽しく会話をし、飲み終わっていましたらエスプレッソのおかわりをいただけました。

平日の夜で、店は混んでませんでした。
那珂川と中洲の景観を楽しみ、ムッシュの風格あるフレンチを楽しみ、家族と過ごす時間。
今日はツイてました。
食後、ムッシュはテーブルまでまた来てくださって。つい記念撮影をお願いして。
また時間見つけて伺いたいですね。次は鴨のローストをいただきに。

店内 (2)

本日お料理は一人10000円でした。
店のホームページで紹介してある、3つのコースの真ん中価格。
maison de yoshida オススメコース Menu B 10000円くらいの内容でした。
そのコース内容ですと、こうなります↓
・一口の美味
・フレッシュのフォアグラのソテー ソースポルト
・小さなブイヤベース
・オマールエビのフリカッセ ソースナンチュア
・鴨のロースト or 仔羊のロースト
・デセール
・コーヒー

いただけるのは、王道フレンチ。
こちらの店で体現されているのは、伝統的なフレンチの継承。
若い方が本物のフレンチを食す機会を設けたいと願うムッシュ。
厳選食材に余計な手を加えず、手間は惜しまず。
キャリア50年を超えられたムッシュの熟した技。小細工なしの直球フレンチ。

店内

レストランとはお客様に喜んでいただく場。
料理のみならず空間丸ごと、お客様に喜んでもらうことを優先するムッシュ。
こちらのお店はムッシュが全てを見られる席数。
「料理はメインですが、あくまで喜んでいただく一要因です。綺麗なテーブルクロスを敷くこと、和やかな接客なども含めて空間全体に気を配ることが私のお持て成し」そうコメントされていたムッシュに、久しぶりの納得と感激をした私です。
過日、ムッシュよりお礼のポストカードが届いておりました(^^



関連ランキング:フレンチ | 中洲川端駅天神南駅渡辺通駅

関連記事
スポンサーサイト

トラックバックURL
http://asdfgh12.blog13.fc2.com/tb.php/572-8b3e3411
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
line
プロフィール

akii

Author:akii
時間が出来れば食べ、
暇が出来れば書いてます。

フリーエリア
カテゴリ
最新記事
リンク
最新コメント
最新トラックバック
ブロとも申請フォーム
月別アーカイブ
検索フォーム
QRコード
QRコード
back-to-top