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05.01
大阪市中央区難波3、自由軒 難波本店。
明治43年(1910年)大阪初の西洋料理店として難波で創業した自由軒の総本山。
創業当時に考案され現在も看板メニューなのは、名物カレー。
近鉄難波駅・地下鉄各線なんば駅 11番出口より徒歩2分。
席数38、定休・月曜。

外観

100年を越えて愛され続けている名物カレー。
ご飯とルーが混ぜ合わされて生卵を乗せた独特のビジュアル。必食です!
立ち寄る時間が取れましたので、訪問しました。

難波本通

難波本通のアーケードを抜けお店の前まで。
現在の店舗は、第二次世界大戦の終戦後に焼失した店舗を二代目店主が再建されたものだそうですね。
大阪の老舗店は、戦争時に焼失再建されたお店が多いように感じてましたが、こちらもそうでした。
紺地に白抜きの屋号の暖簾。大衆食堂「自由軒」。

外観  

黄色の装飾テントには、名物カレー自由軒と書かれています。見紛うことない外観。
店前のディスプレイにワクワク。

店前のディスプレイ

入口の等身大パネルは、大阪・難波 自由軒、名物和歌女将の純子さん。

外観 

店内は混んでおり、相席が普通のようです。
紙で書かれたお願いに「御一人様、一品御注文下さいます様願い申し上げます」「客席に御荷物を置くのは御遠慮願います」「テーブルの下に棚がございます御利用下さいませ」。

混み合う店内は相席も当然。右端のレジに名物若女将

予約席のテーブルが見られ、予約可なんだなぁ・・・と思いつつ、促された席で相席に。
レジカウンターには、パネルの女性、若女将。
このご年齢で頑張ってらっしゃることに感激するのと同時に「若」女将で居られるとは、さすが老舗。
壁に掛けられている洋食メニューの数々に誘惑されつつも、名物カレーを注文。

「アングロインディアン!」とオーダーが通されました。名物カレーではないの?

◆名物カレー(並) 680円 (消費増税前)

名物カレー(並) 680円

お冷とスプーンがテーブルにセットされます。

こんな感じで待ってます

席の横に貼られているのは、名物カレーのお召し上がり方。
好みでソースをかけて、玉子とご飯をよくかき混ぜてお召し上がりくださいとのこと。

卓上。壁には食べ方の説明

同じメニューを頼んでいる方がやはり多く、スプーンがお皿に当たるカツカツという音があちらこちらで聞こえます。
あまり混ぜ込むのを好まない私。
ソースをかけて、生卵の黄身を潰す程度に混ぜていただきました。

カレーに生玉子を乗せたのは、自由軒だとか

創業時、明治後期のソースは貴重品

カレーも奥深いものですね。
現在の本格的なカレーから、自宅で作るカレーなど色んなカレーが頭の中を過ぎりました。
少しだけピリ感はあるもののマイルドな系統のカレー。
しっかり混ぜ合わせてあるご飯とカレー。
使われる具は牛肉とタマネギのみ。
フライパンでしっかり炒めて風味を出し、ご飯を加えて炒め「うすくち」と呼ばれる自由軒オリジナルのダシ汁を加えて、最後にカレーの上に生玉子を乗せて出来上がり。
作り置きをすると、味・風味が全く変わってしまうため、自然の素材を使い合成保存料などは使用せず、2日間かけてじっくりと煮込み、その日お出しする分だけ仕込まれているのだとか。

創業当時は、自由民権運動の最中。
創業者の吉田四一さんは、屋号に自由という言葉を冠したそうです。
ビフカツを始めとした西洋料理を格安のお値段で提供。
炊飯器といった設備がない状況下、熱々のカレーを食べていただきたいという想いから、ご飯とカレーを混ぜた名物カレーが生まれたのだとか。
カレーのトッピング「生卵」は、こちらのお店から発生。当時の高級品「卵」は、輝かしいビジュアルでしたでしょうし、当時は希少であったソースをかけることも、新しい風を感じたものなのでしょうね。普及すると当たり前のものも当初は目新しく斬新。

狙いはコレ

あっという間に平らげた一皿。
レジで若女将に、店内で飛び交っていた言葉「アングロインディアン」が何なのか聞いてみました。
「お父ちゃんがね、カレー言うたらインド・英国やろ言うて、通り名だけね。」
イギリスが植民地化した時代、インドにいたイギリス人とインド人女性の間に生まれた子孫がアングロ・インディアンと言われてますが、そのイメージなのかな?
レジに座る若女将のグリーンのアイシャドーに見送られ店を後にしました。
食べてみたかった一杯。
ご馳走様でした。
大阪難波 自由軒 難波本店

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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