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05.31
北九州市小倉北区魚町1、湖月堂本店 喫茶去(きっさこ)。
明治28年(1885年)創業された、北九州の御菓子司 湖月堂。九州地区を中心に、福岡県・山口県に店舗を展開。
名物菓子は、栗饅頭、一つ栗、ぎおん太鼓など。
こちらはその本店の喫茶で、甘味処・食事処としての利用が出来ます。
街中ながら、ゆったりとした空間の店内。300席あり、待たされることは殆どありません。
営業時間 11:00~21:30(20:45L.O)。

外観

「湖月堂は小倉の目抜きの場所にあって子供のころからそのショー・ウィンドウにならぶ菓子や食品に夢と憧れをもった。」
~湖月堂の思い出 松本清張~

北九州出身の方なら、耳にしたであろうCMで流れていた一文です。
日清・日露戦争の戦勝に沸いていた当時、勝栗を餡の中に入れ縁起が良いと言われた湖月堂の「栗饅頭」。
目抜き通りの魚町に本店を構え、北九州の移り変りを見てきた湖月堂。
屋号に御菓子司(おんかしつかさ)とつけているあたりにも、責任や信頼や誇りが感じられます。
色んな菓子が生み出された今では、特別感を感じない素朴味わいの栗饅頭。
表面に、とび色の光沢を持たせた皮の中は、刻まれた栗の入った白餡。かつてはよく売れたようです。
現在は、贅沢に渋皮つきの栗を丸ごと一つ包みこんだ「一つ栗」、赤小豆を甘さ控えめに練り、パイ生地で包み込んだ「ぎおん太鼓」も人気です。
これだけ書いておきながら、その写真がなくてスミマセン。
菓子については、別の時に湖月堂本店レビューにて・・・

喫茶のディスプレイ

小倉商店街のアーケードを歩き疲れると休憩したくなるもので、こちらの喫茶去は丁度良い位置に。
菓子販売と、別の入口になっている喫茶。
中は広く、設えは落ち着いて格式高い雰囲気。
お気に入りの席は、1階奥の坪庭の横。
ガラス越しに緑を感じながらいただく一杯が良くて。
少し暑くなってきましたので、冷たいものを・・・

坪庭

◆コーヒー(アイス) 550円(税込)
トレイで供されます。ホットも同価格です。
湖月堂で販売されている和菓子が一つついて。これが嬉しくて頼んでしまうのですが。

コーヒー(アイス) 550円

和菓子の饅頭は、小豆の漉し餡。二口サイズです。
手入れの行き届いた坪庭を見ながら。
今回はアイスコーヒーのみいただいたのですが、甘味も食事も喫茶としては充実しています。

店内 

店内

禅語である、喫茶去(きっさこ)。
「去」の字は喫茶の強調の助辞で、去るという意味はありません。
真心込めて出された一碗の茶。お茶を出すものとして、あるいはいただくものとして、知るべき本当の茶の心が喫茶去(お茶をおあがり)という短い言葉の中に込められているのだそうで、真意は禅の修行を長年積んでこそ体得できるものとされています。
この禅語を使われている湖月堂本店の喫茶去。
分別を入れず、誰に対しても計らい無く、真心から接して行きたいというものでしょうが、難しいところを持ってこられたなと思うのであります。

店内  

3階では、予約制で季節の会席料理がいただけるらしく、一度いただいてみたいものです。
湖月堂 喫茶去

昼総合点★★★☆☆ 3.8



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05.30
北九州市小倉北区京町3、佐藤。
淡いことに旨さがあると言う店主の妙味を味わえる割烹。
料理はおまかせのみ。昼は5000円から。夜は10000円・12000円・15000円のコース。
北九州屋台街 小倉十三区の横へ2013年に移転。
JR小倉駅から200m・徒歩3分。以前よりアクセスが良くなった。
営業時間18:00~22:00(昼は予約のみ、夜も予約が望ましい)。 定休日・日曜。

表札

移転後の訪問は、ランチになりました。
道路向かいは井筒屋系列の百貨店コレット
裏隣りが北九州屋台街 小倉十三区。
以前の暖簾村は隠れ家のようでしたが、今回は路面店。
それでも派手な看板などなく、知らなければ素通りしてしまう雰囲気です。
店内は靴を脱ぎます。
厨房を囲んで10席のカウンター。
個室があり、そちらは6席のカウンター。全席厨房は繋がっています。
個室の席に通されました。
マダムのランチ会と並ぶ形で利用。
こちらのお店が大好きな方々で、和気藹々といただきました。

店内

◆昼のおまかせ 5000円(税別)

・蚕豆

熱々の蚕豆から

・稚鮎南蛮 煮鮑に鮑の角、車海老、鳥貝、柑橘のジュレなど、車海老の頭は焼かれて

稚鮎南蛮

鮑に角、煮鮑、車海老、鳥貝、柑橘のジュレ

車海老の頭は焼かれて

・春蘭、蕨、蕗、ホワイトアスパラガスなど

春蘭、蕨、蕗、ホワイトアスパラガスなど

細かな仕事

・オコゼの澄まし

オコゼの澄まし

・合馬の筍、木の芽味噌、タラの芽・コゴミの揚げ物、雲丹醤油で焼いた揚げ

目の前で焼かれている筍

合馬の筍、木の芽味噌、タラの芽、コゴミ

雲丹醤油で焼いた揚げ

・寿司2種(粽はサヨリ、桜の葉は河豚)と若松トマト

寿司2種と若松トマト

粽はサヨリの寿司、桜の葉は河豚の寿司

・鯛めし、赤出汁と漬物(筍や長芋など)

鯛飯、赤出汁と

おかわり!おこげ入りで

漬物、筍や長芋など

ほうじ茶

・林檎と蜜柑のジュース、くずきり(黒蜜で)

林檎と蜜柑のジュース、奥は黒蜜。次のデザートで利用

くずきり

くずきり、黒蜜で

・湯呑サイズのお抹茶

一口のお抹茶

焼き物は目の前で焼かれます。
素材の香りと味で食べさせる料理は変わりありません。
素材の持ち味の引き出し方は、う~んと唸ってしまう。
店が広くなり、お弟子さんが増えてます。
消費増税後も元々外税だったこともあるでしょうが、基本的な金額の変更はないようです。
本日も美味しかった。大満足です。
一食を同じ空間で過ごしたマダム方と、この金額でこの料理は食べられんよね、と感嘆トーク。
ご馳走様でした!

席

<食べログ過去掲載はこちら>

外観



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05.28
北九州市小倉の天寿し 京町店。
先代が北九州の上質な魚の旨みを生かすために、塩と柑橘類の酸味でネタを食べさせる画期的な握りを考案。
小倉創作寿司と呼ばれるようになります。
店主 天野功さんは、その先代の志を受け継ぎ一貫だけで味が完結する小宇宙のような握りを提供。
このような繊細で緻密な創作寿司は、まずお目にかかれません。
カウンターのみの席数は5席。予約必須です。
お酒が置かれていない個性派店ですが、一握入魂の寿司と店主の人柄に惹かれ通ってしまいます。
小倉駅徒歩5分ほどの路面店。
営業時間12:30~15:30、17:00~21:00(20:00L.O)。定休・月曜。定休日の翌日の営業は16:30~

暖簾

今年になって価格が変わっています。
天野さんの新しいチャレンジがスタートしました。
内容が変わられていますので、今回写真は変化が分かるように久しぶりに全て並べました。

◆10貫15000円(税別)

・生鮪

其の一、生鮪

・赤烏賊

其の二、赤烏賊

・車海老

其の三、車海老

車海老の頭

・締め鯖

其の四、締め鯖

・揚巻貝

其の五、揚巻貝

・鱚の昆布締め

其の六、鱚の昆布締め

・甘鯛に梅

其の七、甘鯛に飛び梅

・和出汁の漬け鮪

其の八、和出汁の漬け鮪

・河豚の白子

其の九、こんシーズン最後の白子

・穴子

其の十、焼き穴子

5席には多くて二組。ゆっくりと食べてもらえる環境配慮が最大です。
ここの席に感じるのはオゾン浴のような清々しさ。室温に気を配られ寒そうであれば膝にブランケット。
おしぼりが出されお茶が入り、席の前のカウンターに胡瓜と塩。

高い頻度で入れ替えられる粉茶

前菜胡瓜

仕事が十分された一貫は、一品の料理のように扱われ出てきます。
この日は、定置網にかかった生鮪から。
店主との会話を楽しみながら味わっていきます。
後半で、椀物を吸い物と赤出汁から選びます。

椀は、吸い物か赤出汁

赤出汁、じゅんさいと三つ葉の茎に一口の白身

熱い白子の軍艦や、大きすぎて食べづらい穴子。女性には半分サイズで2貫用意。得した気分になりますネ(笑
10貫ですが、最後にトロ鉄砲を手渡されました。もう海葡萄が出てますか。

アンコールせずとも、トロ鉄砲

こちらのオリジナルだと思いますが、絶品。美味しいです!
あえて追加せずに、新形態を堪能。
〆の玉子とメロンは、私にはダブルスイーツです♫

玉子

メロンと最後のお茶は煎茶

この量でも十分。満足です。
一貫の力が強くなった気がします。
単純に一貫幾らで割り切れない空気感。サービス。付加価値。
やっぱり私は天野功さんの世界感の大ファン。
この価格で、お酒を出さないお店で、小倉の地で、2か月先まで全国から予約が入ってるのは流石。
予約の入っていない時間帯を探して、また参ります。
<食べログ過去掲載はこちら>

手元



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05.27
福岡県北九州市小倉北区魚町2、天寿し。
小倉駅より徒歩10分ほどのアーケード商店街の中、出雲ビル1階。
醤油ではなく、カボスやスダチ・橙・レモンや自家製の塩で食べる、小倉で生まれた創作寿司の店。
北九州の台所、旦過市場から玄海灘・関門・豊後の新鮮な魚介類を毎日仕入れ。
創業昭和16年(1941年)、現在二代目の主人が営まれている。
営業時間11:00~19:00。定休・水曜日。

暖簾

「予約お願いします。」「魚町のほうですが、宜しいですか?」
こんな会話からスタートするお店は少ないでしょう。

同じ天寿しですが、予約困難な天寿し京町店は源流が同じながら、弟さんの店。
そしてこちらは、お兄さんの店。兄弟で暖簾を継がれています。
同じ源流ですと、小倉魚町の人気の寿司店もり田は、かつて先代店の職人として腕をふるっていた、森田さんが独立開業された店。そして一昨年、もり田のお弟子さんが独立されて、寿司つばさの暖簾で小倉片野に2012年開業。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、です。

外観

さて。弟さんのお店で満足してしまって、こちらの天寿しさんへは訪問出来てなかった私。
天寿し先代さんに握って貰う機会はなかったので、源流を感じたくて寄りました。
生成りの暖簾をくぐると、入口と垂直にカウンター8席の店。
ご主人が柔和な表情で、カウンター内に居られます。

店内

京町店さんと違うのは、お酒が置いてあることと、ホームページがあること(4月増税後の更新をされてないようですが)。
店内でメニューは見ませんでしたが、ホームページに書かれていたメニューが頭の中にありました。
大阪から戻ったばかりで、小倉で箱寿司をいただいてみようかと思ったのですが、大阪寿司は事前予約要でした。
天寿し先代は大阪で修行された方なので、こちらのお店では、松前寿司や箱寿司もメニューにあります。
にぎりメニューは3000円前後であるようです。ちらし寿司や巻き寿司も。

店内 

おまかせを、お願いしました。
禁断な感じのする天寿しでいただくビールも注文。

◆おまかせ12貫 6000円(税別)

・のれそれ(アナゴの稚魚)

のれそれ

・鮪漬け

漬け

・赤烏賊

赤烏賊

・車海老(頭は焼いて)

車海老

海老の頭

・中トロ(醤油で)

中トロ

・赤雲丹(山陰産)

赤雲丹

・締め鯖

締め鯖

・牡蠣(北九州門司産)

牡蠣

・蛍烏賊

蛍烏賊

・鯵(醤油で)

鯵

・鳥貝

とり貝

・太刀魚

太刀魚

・苺

苺

寿司専門で、通しや寿司前の小鉢などはありません。
胡瓜と塩がカウンターにサービスで置かれます。

胡瓜と塩

ガリは手元の陶器に入っており、添えられている象牙の箸でとっていただきます。
ビールは、冷えた湯呑みにジャストの量の麒麟ラガー缶ビールを注がれたもの。これは特徴的ですね(笑

冷えたカップでキリンラガーの缶ビールを

のれそれの軍艦は初めていただいた気がします。
柑橘と塩が主ですが、中トロと鯵の二品は醤油でとのことでした。

紫、指拭き

見た目と同じく、温和な職人のご主人。必要以上には話されません。
箸は出されません。手でいただきます。目の前に水が滴り流れており、そこで指先が洗えます。
価格・味のバランス、悪くないです。
強いて言えば、握るスピードはやや早いですが、私には気にならないくらい(食べるのが早いので)。

お茶

前の通り

こちらが天寿し二代目で、京町店は天寿し昇華店と感じます。
どうしても比較されてしまう兄弟店ですが、同じ源を感じられました。
ご馳走様でした。
次の機会は、予約して箱寿司をいただきに参ります。
天寿し

昼総合点★★★★ 4.0



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05.25
北九州市小倉北区京町3丁目5番地、イタリア風屋台 ラ・コメータ 。
屋台街、小倉十三区12番のイタリア料理専門店です。
ワインやカクテルにあうおつまみをはじめ、サラダ・グラタン・パスタから、デザートまで。
リーズナブルな屋台価格。料理に合うワインやカクテルなどが揃ってます。
営業時間、17:00~23:00。不定休。

十三区、公園側入口

2012年10月1日にオープンした小倉十三区。
約240㎡の敷地に、焼鳥、鉄板焼き、おでん、バル、ラーメンなどの飲食店13店が集結。
小倉駅から徒歩3分と、駅近と好アクセス。
各店舗はカウンター5~6席の広さではありますが、屋台街の中央に約90席の共有飲食スペースがあり、どの店舗の席としても使えます。
そのテーブルを担当するお店で他のお店の精算ができ、基本ドリンクはその店からとなってます。
お通しが出て、一律200円のようです。
オープン当時から13店舗の内、数店が入れ替わりました。3番の区画は只今募集中。
こちらは入れ替わりで入ってきたお店。屋号の如く、彗星のように現れました。
イタリアンは無かったので、嬉しいですね。

外観

耕治へ行った後、ハシゴしようと言うことで十三区へ。
気になっていた屋台街のイタリアンへ。
平日の夜、店内カウンター席は開いていましたが、広々した店前の共有スペースに腰掛けました。
先ず、お通し(200円)。

お通し(チャージ)200円。十三区のお店共通のようです

クリームチーズを塗ったバケット、玉子サラダ、ハム。
うん。これだけで飲めますネ。
飲み中心になってしまいました。
ツマミ的にフードを取り、後半はデザートへと・・・

宴会開始♫

十三区共有スペース

◆オーダーしたフード

・鉄板ナポリタン 700円
お店の一番人気、ジャンボソーセージ付き!半熟トロトロ玉子が魅力。
パスタが太めでシッカリしてます。

タバスコが大きい!コストコ?

鉄板ナポリタン 700円

麺太めです

・特製プリン 250円
塩キャラメルソースと生クリームが添えられてます。塩キャラメル絶妙!

特製プリン 250円

・苺のパフェ(ミニ) 400円
期間限定のお楽しみ。ミニで、この苺量は嬉しい。練乳と粉糖がかけられてます。
苺の下はバニラアイス。ブラウニーのようなチョコレートケーキが添えられてます。底はコーンフレーク。

苺のパフェ(ミニ) 400円

◆オーダーしたドリンク

・モンテベッロ・スプマンテ・ブリュットビアンコ ハーフボトル 1488円

モンテベッロ・スプマンテ・ブリュットビアンコ ハーフボトル 1488円

・ハートランド 480円

ハートランド 480円

・ジントニック 400円

ジントニック 400円

・ソルティードッグ 400円

ソルティードッグ 400円

・スクリュードライバー 400円

スクリュードライバー 400円

・ファジーネーブル 400円

ファジーネーブル 400円

・カルアミルク 400円

カルアミルク 400円

・ウイスキー(ロック・角) 400円

ウイスキー(ロック・角) 400円

二名利用で、6130円(税込)也。
屋台イタリアン・・・
料理は本格的らしいのですが、日本独自進化の鉄板ナボリタンのビジュアルにやられて、それ以外は食べれず。
(デザートは別腹)
ニョッキを食べてみるつもりだったのですが・・・
フランクに利用出来て、楽しいスポットではあります。
次こそ、ニョッキ!!

フードメニュー

ドリンクメニュー

共有スペースの壁メニュー 

共有スペースの壁メニュー

【レビュー済の小倉十三区の屋台街店】
北九州屋台街 小倉十三区◆4番 炎の炭火焼 あしたのジョー
北九州屋台街 小倉十三区◆9番 鮮魚爛漫 だんらんや
北九州屋台街 小倉十三区◆11番 TA-CO-BER HA-CHI タコバル⑧
北九州屋台街小倉十三区◆13番 角打ち らく

ラ・コメータ

夜総合点★★★☆☆ 3.6



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05.25
北九州市小倉北区魚町、鳥町食道街内、中国料理 耕治魚町本店。
江戸中期に創業した日本で最も歴史が長いと言われている蕎麦屋、東京浅草のおく山萬盛庵。
そちらの末の子息、平野耕治氏がこちらの創業者。昭和30年(1955年)の創業当時の屋号は、東京風支那そば 耕治。
ラーメンとシューマイの二枚看板を軸にしてメニューの種類を充実。
北九州の小倉で、東京ラーメンの味を根付かせていこうとする強い思いが込められた醤油ラーメンは、今日も看板商品。
営業時間、11:00~21:30(21:00L.O)。
1Fカウンター16席 、2Fお座敷36席、3F お座敷席 20名、3F 個室 6名様。喫煙可。
ここ数年で多店舗展開。井筒屋店、下関大丸店と合わせて、3店舗展開になっている。

外観

久しぶりに立ち寄りたくなり、家族と訪問。
座敷があまり好きではない家族と、1階のカウンターを利用。
壁には、魯山人の蹟。店の格式が伺えます。

魯山人の書

街の小さな個人店のサービスなのに価格は高いしと家族は言いますが、ここにしかない雰囲気と味ってあるんですよね。
サービスとアピールの仕方が淡泊なのかなぁとは思います。私は好きなんですけどネ。

◆蒸し鶏の冷菜 1780円(税別)
客を甘やかさない蒸し鶏。骨ごとぶつ切りにしてある冷製です。
家族は骨を面倒がりますが、皮と骨の付いた鶏肉の旨みが絶品。
冷やされても瑞々しく、蒸し鶏の中ではこちらの店のものは特に好みです。

蒸し鶏の冷菜 1780円

◆あげやきそば 1400円(税別)
太めの麺は揚げたてでパリパリ。
餡の具は豪華で、味も良い。

あげやきそば 1400円

太めの揚げ麺がパリパリで餡も旨みたっぷり

◆耕治特製シューマイ 950円(税別)
干し貝柱の入った高級シューマイ。耕治の看板の一つ。卓上の酢醤油や、練り辛子などと好みで。
テイクアウトも準備されています。

耕治特製シューマイ 950円

◆生ビール ジョッキ 880円(税別)

生ビール ジョッキ 880円

◆白玉の手作り梅酒 1杯 900円(税別)
魔王の姉妹品。
独特な芳香と爽やかな酸味。バランスの良い梅酒です。

白玉の手作り梅酒 1杯 900円

二名利用で、税込6790円。

ジャスミン茶がポットで出ます

お通しのピーナッツ味噌

一皿の量は多めで価格もそれなりにするので、色々食されたい方は、コースがおススメです。
美味菜宴一人6500円→3500円(ずっとこの表記です(笑、要は3500円です)。
特選コース、5500円・6500円・7500円。
前日までに予約要の特選コース、4500円・5500円・6800円・9000円。
駐車場はないのですが、1テーブル5000円以上の利用ですと清算時に駐車券を提示したら(何処でも可)、1台1時間分の駐車料金をサービスされています。
<食べログ過去掲載はこちら>

外観 



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05.24
北九州市八幡東区西本町2丁目2、ケーキギャラリー エスプリ。
JR八幡駅から徒歩2分ほどの駅前通りにある洋菓子店。
看板商品は、ホールの生パイ。
自慢のカスタードクリームは、福岡県鞍手の卵「味宝卵」を使用。
営業時間・平日9:30~20:00(土日祝19:00まで)。定休・火曜。

外観 

「生パイ」と検索すると、こちらエスプリの生パイか、仙台ロワイヤルテラッセの生パイがヒットします。
エスプリの生パイはホールで、仙台ロワイヤルテラッセの生パイは小舟状。北九州の生パイは豪快です。
カスタードクリームの大好きな私は、禁断の生パイなんですが(一人でホールを食べてしまうから)、
昨年、お土産でもらってまた火がついてしまって、何度か買いに行きました。

◆エスプリの生パイ 1080円(税込)

生パイ 1080円

小ぶりのホールです。トッピングのサクサクパイの上には粉糖。
トッピングのパイの裏側は、キャラメリゼされていて香ばしくカリッとした食感。
これがポイントで、クリームが浸み込まず、パリパリのパイ食感が保たれてます。
トップのパイの下は、生クリームと軽く混ぜ合わされた、カスタードクリーム。
この分量たるや、カスタード好きを満足させてくれる分量。層が厚いので、カットは至難ですが、上のパイを一度避けて戻す作業をすれば、カット可ではあります。

断面。カスタードクリームたっぷり!!

仲良し内だと、キャラメリゼされたパイ片で、クリームをすくいながら食べすすめるのもアリだと思います。
私はスプーンでカスタードクリーム部分をすくって食べてます。
ほのかに味と香りを引き上げてる、ブランデーとバニラエッセンス・・・
カスタードクリームの下は薄いスポンジケーキ。底は塩の利いたパイ地です。
一から手作りのパイは、生地だけでも3日かかっているとか。
発売されて十数年、味も価格も誠実な生パイです。

生パイの箱と、お店の紙袋

屋外撮影。生パイの横顔

屋外撮影。生パイ寄り。カスタードクリームのチラ見え

この日はショートケーキも一緒に購入。
店内は、焼き菓子も多く置かれています。
焼きドーナツなども。

いちごショート 350円、プラリネ 371円、バナナショコラ 350円、モンブラン 356円

ショーケース

生パイも中に

外観

こちらでやはり購入したいのは、生パイ。
エスプリのこだわり、カスタードクリームを最大に楽しむなら、生パイが一押しです。
プリン、シュークリームがお好きな方、カスタードクリームファンの方に、おススメします。

表に看板メニュー

ケーキギャラリー エスプリ

昼総合点★★★★ 4.0



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05.22
北九州市八幡東区西本町1丁目、割烹 にしむら。
千草ホテル内1階に、2007年に開店。
北九州技の達人に認定された亭主・西村弘さんの、熟練の技が光る割烹。
メニューは、おまかせ懐石料理コース。
7品ほどの和食懐石で、6000円・8000円・10000円(税別)の3つのコース。
営業時間、17:00~21:00(L.O.)。定休、火曜・水曜。

外観

今年2014年は、北九州に「千草」が誕生して100周年。
千草ホテルのルーツである、料亭千草が八幡に誕生したのは1914年。
ホテル業およびブライダル業が事業の柱となった100年後の今、ホテル内には規模は小さくとも、一流と呼ばれる料亭で長年にわたり腕を磨き続けてきた西村さんの割烹があります。
ホテルオーナーが必要とした、66歳の亭主の暖簾。ホテルの和食に技術を伝承されているようです。
こちらのマネージャーも亭主と世代は近く、所謂、定年を過ぎても企業に必要とされる、この道のプロ。
最近、続けて利用させていただきました。

外観 正面がミルエルブ入口、左が「にしむら」

店舗はホテル内1階のロビーを抜けた奥まった場所。ミルエルブと隣接します。
紫の品ある暖簾の奥は、カウンターが6席。テーブル10席と合わせて、全16席の空間。
カウンターからは調理の様子が見られます。
この日はカウンター席を利用。
寡黙な職人の雰囲気を放つ西村さんを、熟練のサービスでマネージャーがサポートします。

店内

カウンター席からの調理の様子が分かります

北は響灘、東は豊後水道。北九州は古くから日本有数の漁場に接した土地柄。
亭主の割烹料理は、新鮮な海の幸と地元産の旬の野菜を使った繊細な料理。
割烹の料理は家庭料理と違い、少し季節を先取りした走りの食材を使い、食材によってはより味わいが深まる名残のものを。日本料理ではそうした微妙な季節感を大切にされているとか。

◆おまかせ懐石料理コース 8000円(税別)

・トマトのゼリー寄せにキャビア

トマトのゼリー寄せにキャビア

・蛸の湯上り たたきオクラ 梅

蛸の湯上り たたきオクラ 梅

・椀 鯛と素麺

椀

鯛と素麺

・造り 鯵 鯛 雲丹 彩に美しい赤大根

造り

鯵 鯛 雲丹 彩に美しい赤大根

・松葉蟹の華子巻 筍 長芋 蕗 蕨 木の芽

松葉蟹の華子巻 筍 長芋 蕗 蕨 木の芽

・甘鯛西京焼き タタキ牛蒡 蚕豆 帆立の蕗味噌と

甘鯛西京焼き

タタキ牛蒡 蚕豆 帆立の蕗味噌と

・海老の新緑揚げ 白身魚の黄身揚げ パプリカ コゴミ タラの芽

揚げ物
海老の新緑揚げ 白身魚の黄身揚げ パプリカ コゴミ タラの芽

・鰆にんぴん漬け 山菜うるい 茗荷

鰆にんぴん漬け 山菜うるい 茗荷

・炊き立てご飯に蕗の佃煮 赤出汁 香の物

食事

炊き立てご飯に蕗の佃煮、おかわりは自由に

赤出汁に手作り豆腐と浅葱

香の物

・抹茶寒

抹茶寒 苺と生クリーム添え

煎茶

メニューはなく、料理は聞き取りで書いてます。
食材の豊かな味わいを引き出した、淡く上品な味付け。
炊き合わせなんて、唸ってしまいました。

それと合わせて愉しんだのが「日本酒の旅」。
日本酒はグラスにて一杯600円からですが、日本酒の旅は量を少し落として、全国北から南まで29種の日本酒をどれでも飲めて3000円というプランです。日本酒の旅に浪漫を感じて参加です。
生ビールを1杯飲んだ後に、日本酒の旅に出ましたが、ゆっくり楽しんでると、10の蔵くらいしかまわれず・・・
次回に別の蔵をまわりきってみようかと。

◆日本酒の旅 3000円(税別)

電光石火(広島)純米大吟醸

天心聖夜の吟(福岡)純米大吟醸

雪漫々(山形)大吟醸

女泣かせ(静岡)純米大吟醸

こんな感じで、日本酒の旅・・・

自然を尊重する日本人の心を表現した無形文化遺産、和食。
多様な食材、理想的な栄養バランス。季節に合った調度品や器を利用した季節感の愉しみ。
自然の美しさや四季の移ろいを感じられる幸せがありますね。
こちらの店でも、西村さんの熟練の技を通じて堪能出来ます。

ホテル外観

千草ホテル 割烹 にしむら

夜総合点★★★★ 4.5



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05.20
北九州市戸畑区千防、戸畑区役所食堂 ふれ愛。
戸畑区役所内3階の食堂。
メニューに、戸畑ちゃんぽんがあります。
営業時間 10:00~16:00。定休、区役所閉庁日。

看板

10年近く遡りますが、平成5年に戸畑区役所勤務の9人が「食いしん坊の会」を結成。
戸畑ちゃんぽんの特徴ある麺のルーツを探り「戸畑チャンポン」と命名。
そしてチャンポンマップを作成。
浅生通りを中心に、半径300m以内の主なチャンポン店を紹介するマップを作り駅などで配布。
・・・このマップって、今、どうなってるんだろうと、気になってまして。
近くを通ったので、区役所へ寄ってみました。
立派な建物で、駐車料金がかかります(泣
1階のインフォメーションで、躊躇せずに「チャンポンマップって、置いてらっしゃいます?」と聞くと、
「ああ、はい!」
出てきました。あるんですね、区役所の受付に。

1階のインフォメーションでマップ貰いました

ゲットしたマップ表

マップ中

マップ裏

戸畑区役所の3階に食堂があり、マップのお店の1軒はそこです。
店の存在は、マイレビュアーのno chaserさんのレビューで知りました。
区役所の館内案内には出てないんですよ。
職員さん専用という感じがしないこともない雰囲気。でも追随します。

外観

店内に入ると券売機があり、伏せてあるメニューが多かったのですが、チャンポンは健在。
景色が良い方向に一面がガラス張り。明るい店内です。BGMも柔らかなクラッシック。

店内 

カウンター席からは眺め良し。景色の右側ビルの間、少しだけ見える若戸大橋

◆戸畑 ふれ愛ちゃんぽん 480円

発券されたものを厨房のカウンターに渡し、席に座ります。
景色の良いカウンター8席、それ以外は、3~4人がけのテーブル。計32席。
区役所内は全館禁煙です。お冷やお茶はセルフで。
私以外は職員さんでしょうか。3~4名。皆さん日替わりをオーダーされてました。
出来上がったら札名で呼ばれて、厨房のカウンターまで取りに行きます。
トレーで渡されて、横に胡椒・ソース・一味唐辛子が置いてあり、好みで。

出来上がったら呼ばれます。トレイで渡されて・・・

戸畑 ふれ愛ちゃんぽん 480円

マイレビュアーさんの写真と比べたら、分かる減量。
消費増税後は価格据え置きですが、量で調整のようです。
それでもチャンポンが500円以下。健闘されてます。
麺は軽く、スープも重くなく、ライトなチャンポンです。おやつ感覚でいただけてしまう感じ。

麺

野菜や魚介がしっかり入り、茹で卵のトッピングが個人的には◎。←好きなので。
作っているのは、地域の奥様方でしょうか。女性が4~5名。
家庭料理のような仕上がりです。

お店の利用の仕方

チャンポンのルーツは、ご存知長崎の中華料理店四海楼(しかいろう)ですが、戸畑のチャンポンが細蒸し麺を使う独特のチャンポンになってきたのは、昭和14年頃。
八幡東区の中華料理店主、王福山さんが指導し、田中製麺所(戸畑区牧山)が研究を重ね完成。
評判となった細蒸し麺は、戸畑~若松の多くの食堂と食卓に広まったそうです。
太い茹で麺と違う、細蒸し麺の魅力は、熱いスープと絡んでもサラリと淡泊で、喉越しが軽快。
好きなチャンポンです。
戸畑区役所職員さんの手作りマップ。
貰ったからには、全店行ってみないとですね(笑

戸畑区役所
ふれ愛


昼総合点★★★☆☆ 3.4



関連ランキング:定食・食堂 | 戸畑駅


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05.19
北九州市八幡東区尾倉、そば処 芭蕉庵。
JR八幡駅から歩いて5~6分の位置にある、地元では有名な「石臼碾き自家製粉十割そば」のお店です。
営業時間が短く11時~14時。蕎麦が売切れたら終了。
定休、日・祝。店内禁煙。アルコールなし。

変わらぬ外観

消費増税後、久しぶりに寄れました。
営業時間が短いので、タイミングがなかなかなくて。
入店。
おや。
券売機が導入されてる。
混みあう時間でしたので、券売機前が混んでました。
食券を購入して、空いていた小上がりの席に。

◆海老天せいろ 1300円(税込)

本日のそば、福井県丸岡産。

海老天せいろ 1300円

嗚呼、やっぱり美味しい!
蕎麦の香り、硬さ、喉越し。好みです。
大きな海老5尾の天ぷらには、揚げ蕎麦がそえられていて、同行者が喜んでいました。

大海老5尾に厚めの衣、揚げ蕎麦が添えられて・・・

蕎麦湯。

蕎麦湯

とろんとろんの蕎麦湯

券売機の導入で、人件費を削減し、増税後の値上がりを抑えたそうです。
お年寄りは、ちょっと困ってらっしゃったようですが、厨房の中はレジ打ちがなくなり効率化出来たそうで。
ご馳走さま。

<食べログ過去掲載はこちら>

メニュー

小上がり



関連ランキング:そば(蕎麦) | 八幡駅スペースワールド駅


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05.18
北九州市八幡東区西本町1丁目、フランス料理 ミル・エルブ。
千草ホテル本館竣工の1985年当時に、ホテル1階に開店したホテルレストラン。
デザイナーズファニチャーで設えた空間。個室が1室。
ランチ11:30~14:00(L.O)、ディナー17:30~20:00(L.O)。定休火曜。

外観

今年2014年は、北九州に「千草」が誕生して100周年。
ここ最近は利用させて貰ってないことを思い出し、千草ホテルで食事しようと思い立ちまして。
友人達が結婚のピーク時期を迎えた頃、千草ホテルでの披露宴は、お料理が美味しいよねと話していたものです。
千草ホテルのルーツである、料亭千草が八幡に誕生したのは1914年。
1901年に創業した、官営八幡製鐵所ご贔屓の料亭としてそれはそれは繁盛したそうです。
1941年に千草ホテルの前身、千草旅館が誕生。
規模は大きくないですが、日本の近代化を工業都市の中で、見守り生き抜いてきたホテルです。
ホテル業およびブライダル業が事業の柱。客室数は23室。

ホテル入口

ホテルロビー

ホテルロビー階の一番奥まった場所に、ミル・エルブ。
店内はシックな色調。
一番奥の窓横のテーブル席へと通されました。

店内 

店内  

ディナーは1種、おまかせのみです。
予算、好みに応じて対応はしていただけるそう。
只今、北海道の食材をテーマにしたコース料理の提供です。春のコース Hokkaido(5月末まで)。

テーブルセッティング

◆ディナー 5500円(税別、サ無し)
・アミューズ・ブーシュひとくちのお楽しみ
・ボタン海老のミ・キュイ イクラのドレッシングで
・白身魚と香味野菜の“三平汁”仕立て ミルエルブ風
・ホッキ貝と帆立の湯葉グラタン グリーンアスパラを添えて
・成吉思汗に見立てた仔羊のロールグリエ
・酪農家のデザート「神様のごちそう」
・コーヒー、紅茶、またはエスプレッソなど

アミューズは冷製、ベーコンのブラマンジェにグリンピースのソース。
掴みは良いです。

アミューズ

ボタン海老はボイルされたもの、イクラソースは卵黄を使われていて濃厚。桜海老のチップがアクセント。

ボタン海老のミ・キュイ

イクラのドレッシングで

食事のパンはバケット。温めてあります。おかわりは自由で、同じものが出ます。
パンにバターなどは用意されず、ソースを愉しんで貰えるよう考えられているよう。
頼むとバターは出ます。

パン

三平汁仕立ては、スープ・ド・ポアソン。前出のボタン海老海老の出汁なども使われていて複雑で豊かな味。

白身魚と香味野菜の三平汁仕立て

湯葉グラタンの湯葉はグラチネされパリパリと仕上がり、パイ比でスッキリした味わい。

ホッキ貝と帆立貝の湯葉グラタン

湯葉スケルトン

湯葉の下

メインの仔羊は春キャベツでロールされ、豆板醤の入ったフォンドボーソースで。

成吉思汗に見立てた仔羊のロールグリエ

ソースフォンドボーに豆板醤などが入ってます。春キャベツに巻かれて

仔羊断面

デザートは、ヨーグルトムースの中心にチョコレートムース。苺はフレッシュとドライ。
内緒と言われたスポイドの中身は、カラメル。美味しかったです。

酪農家のデザート「神様のごちそう」

スポイドの中身はカラメル。好みでかけて

食後はコーヒーをいただきました。

コーヒー

シュガー&クリーム

◆お酒・・・シャンパンと赤ワインをいただきました。
<シャンパーニュ>
・テタンジェ ブリュット リザーブ 14000円(1/2ボトルだと 7500円)
酸味大人しく、重みある味わいの極辛口。因みに、ドン・ペリニヨンはボトル30000円での用意あり。

テタンジェ ブリュット リザーブ 14000円(フルボトル)

シャンパーニュをフルボトルで

<赤ワイン>
ブルゴーニュとボルドーが揃ってました。
・シャトー・オー・ロガ(オー・メドック'09) 1/2 4000円
深いガーネットの色が綺麗。赤系果実とバニラの香りにベルベットのような柔らかなタンニン。

シャトー・オー・ロガ 4000円(ハーフ)

ボルドーをハーフボトルで

◆フランス産チーズ3種 600円
ワインと一緒にいただきたくて、少し。
グリーンがバジル、イエローがクミン、クリームがペッパーの風味です。
チーズと一緒にパンを用意してくださって、好印象。

フランス産チーズをお好みで

フランス産チーズ3種 600円

ホテルらしく、マネージャーやチーフの心遣いが行き届いてました。
サービス料を取りませんし、この内容と価格なら十分満足です。
コースは1本ですが、スペシャリテへの変更の用意あり。
特製フォアグラのテリーヌ+1600円、魚のスープ マルセイユ風+500円、本日の活きオマール海老料理+4,200円2名で。柔らか鮑のソテー グルノーブル風+6,500円~(時価)2名で。国産黒毛和牛ロース肉のポワレ+2000円、国産黒毛和牛フィレ肉のポワレ+3000円。
2日前までの予約で、デザート一人様+500円でアニバーサリーのケーキに変更可能。

食器はボーンチャイナが主。
見るとかなり古い時代のノリタケが大事に使ってあってありました(ティーカップなど)。
次に訪れるときは、他にはないと言われたスペシャリテのフォアグラのテリーヌをいただいてみたいです。

個室

店内



関連ランキング:フレンチ | 八幡駅スペースワールド駅


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05.17
福岡県遠賀郡芦屋町(おんがぐんあしやまち)大字山鹿、芦屋釜の里。
芦屋町の文化施設です。
長屋門の受付を抜けると、季節の花と緑あふれる3000坪の日本庭園。
その中に点在して、芦屋釜資料館、常時抹茶がいただける立礼席、芦屋釜復興工房などがあります。
茶の心に親しんでいただけるようにと、大小の茶室もありそちらも見学可。
茶室は有料で予約利用が出来ます。
開館時間9:00~17:00(入場は16:40まで)。休館、月曜(祝日の場合、その翌日)・12月28日~1月3日。
入園料、大人200円・小学生100円(団体15人以上、大人100円、小学生 50円)。
呈茶券(季節の干菓子付)大人300円・小学生以下200円。

施設入口

駐車場

芦屋釜は、南北朝鮮時代頃(14世紀半ば)から筑前国芦屋津金屋(現在の芦屋町中ノ浜)で活躍した鋳物師達によって造られた鋳物製の茶の湯釜で、真形とよばれる端正な形と、胴部に表される優美な文様が好まれ、京の貴人達の間で一世を風靡したそうであります。
室町時代に人気を博した芦屋釜でしたが、その制作は江戸時代初期頃(17世紀初頭)に途絶えます。
制作が途絶えても茶席で芦屋釜は珍重されたとか。
芸術性、技術力に対する評価は今なお高く、国指定重要文化財の茶の湯釜9点のうち、8点までを芦屋釜が占めています。

資料館内

資料館内 

そんな背景があり、芦屋町に作られた立派な施設。
平日は閑散とし、こんなに良い施設をこんなにゆっくり愉しめるとは!
と思ってしまう、穴場スポット。

時々四季の緑を愉しんで、お抹茶を頂きにに立ち寄ってます。
今回は、福田豆腐店でプリン豆腐を購入する前に立ち寄り。
水琴窟の音色なども聞き、茶の湯釜の名器発祥の地にて、贅沢な時間。

場内から入口門を見て

水琴窟

◆呈茶券(季節の干菓子付) 大人300円・・・入園料を含み500円(税込)

抹茶

干菓子

施設のスタッフさんが券と引き換えに、用意してくださいます。
気楽に愉しめる立礼席(りゅうれいせき)。
誰かにジッと作法を見られていることもありません。
抹茶椀は京焼。
いつもは、京菓子が多いようですが、この日の干菓子は福岡のもの。

店内

お抹茶処(大人300円、小学生以下200円)

芦屋町は遠賀川河口港として発展し、かつては「芦屋千軒、関千軒」と称され下関とも肩を並べたほどの港町。
制作が始まった鎌倉時代から名声を博し、室町時代には一世を風靡した茶の湯釜の名器が「芦屋釜」。
多くの方に知っていただきたい、北九州市隣接の遠賀郡の町の一つです。
<食べログ過去掲載はこちら>

場内

場内 

場内    

料金表



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05.16
福岡県遠賀郡芦屋町中ノ浜、福田豆腐店。
知る人ぞ知る、地元の人気の豆腐店。
創業明治31年(1898年)。現在、3代目と4代目でやっている100年以上になる老舗です。
近所の小売店に卸されており、店舗は小売販売の体をなしていませんが、店頭での販売も可。
営業時間は、早朝(7:30くらい)から売切れまで。
定休日は、日・祝。

ここが入口。

店舗入口

ぷりん豆腐一丁!

我が家の食卓に欠かせない豆腐店です。
いつもは近所の青果店に卸されているものを買いますが、レビューの為にお店まで行きました。
食べログの地図ポイントは正確なんですが、路地のまた路地。分かり辛い店舗なんです。
最寄りの信号は芦屋橋西。店舗を特定できる看板無し。駐車場なし。
近くで駐車場所確保が必要です。無機質な入口を覗くと、お豆腐が作られています。
お店の水は、豊富な地下水。
大豆は国産。にがりは天然や水にがり。
この日は、お気に入りの豆腐を二丁買いました。

◆プリン豆腐 240円 (1丁、税込)

ぷりん豆腐 二丁!

出来立ての温かいこの豆腐を手に入れられると、それだけで幸せ。
とっても良い大豆の香りがします。
お椀ですくっているので、丸い形です。
お店で1番の人気商品。高級豆腐価格ですが、その価値あり。
大豆をたっぷり使っているのですが、さらっとした味で喉越しも良く、水に晒さないので日持ちもします。
豆腐をいれて貰ったビニール袋の底に溜まる水分が、まるで豆乳のよう。

この豆腐は大好きな飲食店、魚虎大丸で冷奴として出されてもいます。

魚虎の冷奴。

魚虎の冷奴

その他のお気に入りは、プリン厚揚げ。
プリン豆腐を、厚揚げにしたものです。中がジューシーで油もカラッとしてて、美味しいです。
にがり豆腐や、厚揚げ、三角揚げ、四角揚げなどもあり。
揚げは、一枚づつ丁寧に揚げられています。
中温で揚げた後、高温で2度揚げ。外はサクッ、中はふっくらです。
8時半から9時には全種類揃います。

店舗入口はこの路地の奥。

店舗入口はこの路地の奥

路地を出たところから最寄りの信号「芦屋橋西」を見て。

路地を出たところから最寄りの信号「芦屋橋西」を見て

本日は、我が家のお気に入り豆腐店の紹介でした。
福田豆腐店

昼総合点★★★★ 4.2



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05.15
大阪市北区中之島ダイビル本館1F、QUINTOCANTO(クイントカント)。
京阪電鉄、渡辺橋駅直結徒歩約1分。
店名はイタリア語の5番目の角。
横浜と都内に4店舗展開するサローネグループの第5番目の店舗になります。
グループ関西発進出のリストランテは、イタリア料理の伝統と地域性をふまえたクチーナ・クレアティーヴァ。
次世代イタリアンとも言えるコース料理を、イタリア自然派ワインとともに月替わりで提供。

ナプキンのタッセルが華やか

前回ランチでお伺いした時に、統括マネージャーの藤巻さんがこちらの店舗に居られる確約期限が今年5月とうかがってしまったもので、もう一回は、こちらにいらっしゃる間に!!ディナーで!!ワインのペアリングをリクエストして!!と宣言してました。
そして伺ったのが4月の末日。
月替わりディナー4月メニューの最終日。
楽しみにしていた16皿のコースです。
ワインは藤巻マネージャーにお任せして、いただきます。

◆Menù degustazione 12000円(税・サ10%別)

ディナーメニュー

・フォアグラのウェハース

フォアグラのウエハース

・ビーツのカルド 雉

ビーツのカルド 雉

・赤エビ ホワイトアスパラガス

赤エビ ホワイトアスパラガス

トップにライムの泡、その下のグリーンはエストラゴン、赤エビ・キウイ、底の円はホワイトアスパラガスのパンナコッタ

・タコ トピナンブール クレソン

タコ トピナンブール クレソン

グリーンはチェルフォーリエ、明石の蛸とトピナンブールのチップス、その下にクレソンのペースト、底に新玉葱のピューレ

・カツオ オレンジ オカヒジキ

カツオ オレンジ オカヒジキ

トップのグリーンはオカヒジキ、もう一つのグリーンはマジョラム、カツオの上にはレーズン、間にオレンジ、底にシナモンパン粉

・カエル ソラ豆 ペコリーノ

カエル ソラ豆 ペコリーノ

カエルのパン粉焼き、添えられてるのがペコリーノ、カエルの上に胡瓜の酢漬、底にソラ豆ピューレ

・鹿 トレビス カシス 赤キャベツ アマランサス

鹿 トレビス カシス 赤キャベツ アマランサス

鹿肉の上にアマランサス、肉の横に添えられた粒の大きいのがトレビス、小さいのがカシスのマルメラータ、底に根セロリとホースラディッシュのピューレ

・ペペローネ グラニテ フリッザンテ

ペペローネ グラニテ フリッザンテ

炭酸水を自分で混ぜて口当たりのサラサラとしたグラニテに

・トロフィエ タラ ケッパー オレガノ

トロフィエ タラ ケッパー オレガノ

中心にタラ、オレガノパン粉、ケッパーのフリット、振ってあるのはレモンの皮

・リゾット ウズラ サルヴァ ミント バルサミコ

リゾット ウズラ サルヴァ ミント バルサミコ

リゾットはアルデンテ!鶉肉と並んでサルヴァ、上にミントの葉

・鳥取和牛 和牛スーゴ 炭の香り

鳥取和牛 和牛スーゴ 炭の香り

バー状にカットされた和牛

断面

・アンコーラピアット シェーブルチーズ またはパスタ アル ポモドーロ(30/60/90g)

アンコーラピアット

パスタ アル ポモロード30gにしました

・マリアージュ 大麦茶 イチゴ カタバミ

マリアージュ 大麦茶 イチゴ カタバミ

飴でコーティングした苺、グリーンがカタバミ、底に大麦茶のムース、散っているのは黒糖

・ドルチェ カンノーリのプロポスタ

ドルチェ カンノーリのプロポスタ

・小菓子 アーリア ディ ノッチョーラ

小菓子 アーリア ディ ノッチョーラ

・コーヒー ハーブティー 紅茶

エスプレッソにしました。

エスプレッソ

・パンはおかわり自由です

パン

今回も、マネージャーも料理長もしっかりご挨拶から始めてくださって、良い雰囲気です。
ワインは初めていただくものも多く、ボトル写真を今回も全部撮らせていただきました。
レアなものも出していただいて、ブランデー色の白ワインが印象的でした。
気づけば、シャンパンに始まって、イタリアのシチリアワイン、グラッパで〆。計13杯いただいてました。

七杯目

藤巻マネージャーが全て注いでくれてます・・・

お料理は温かい雉スープのビーツのカルドが美味しくて、印象強かったです。
蛙がとても上品に出されて、聞かなければ分からないのも面白いですね。
ポーション小さめで数多く、同じくワインも客の酔い加減を見て注す量を調整。
満足の2時間半。
自然派ワインで悪酔いなしです。

ディナータイムはテーブルにキャンドルが灯り雰囲気が上がります

藤巻マネージャー。
大阪から去る予定はないらしく、他のグループ店舗と掛け持ちなさるとのこと。
またこの時間を愉しめるようです。
<食べログ過去掲載はこちら>


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05.14
大阪市中央区難波千日前11、たこ焼き道楽 わなか 千日前本店。
千日前の駄菓子屋からはじまった、人気のたこ焼きの本店。
行列のできる、銅板で焼かれるたこ焼き。
半世紀続くお店の味は、ソース・醤油・窯焚き塩・ドロソースとポン酢。
たこ焼きをえびせんで挟んだ駄菓子屋生まれのおやつ、元祖「たこせん」あり。
営業時間10:00~23:00(土・日・祝 9:00~23:00)。年中無休。イートイン可。

外観

大阪で、たこ焼きを初めて食べたのは、こちらの店舗。20年近く前のことです。
なんばグランド花月に遊びに来ていて「大阪に来とるんやけん、たこ焼き食べんと!!」と横の店舗へ。
なんと、ソース以外の味があるではないですか。
初めて見べた「塩」に感激して、地元では食べたことのなかった、塩で食べるたこ焼きを自宅で作ったものでした。
当時屋号は覚えておらず、この度、花月の前に来て「わなかやったん?!」と気づいた次第。
こちらが本店なのも知りませんでした。

昭和62年(1987年)に、なんば花月が現在の場所に移転。
千日前に活気が出始め、芸人さんや観光客に知られるようになったと言う、わなか千日前本店。
この日も行列でした。あの時と同じくソース以外をいただいてみます。

沢山焼けてます

たこぽん食べました

◆たこポン 12個 600円(消費増税前)

たこポン 12個 600円(増税前)

タコポンは、ゆずポンor塩ポンが選択出来ます。塩ポンにしました。
有料トッピングを勧められますがシンプルにそのままで。
木製舟皿にのったたこ焼きの下は発泡容器の舟皿中。竹串長め。
店舗の横から入るイートイン席は、かつてと同じ。
1階の席は埋まっていて、2階へ上がりました。
店内はドリンクの販売がされています。

2階店内から表の通りが見えます

店内のドリンクメニュー

さて!!

いただきます。
このちょっと潰れたような球形は、中身のトロトロぶりを感じさせます。
ハフハフしながらいただくのが、たこ焼きの醍醐味。
外カリ、中はトロ。美味しい。出来たては良いですね。
中には主役の蛸、葱、天玉。生姜が無着色なのが好みです。
塩は沖縄の海水の釜炊きミネラル塩だそうですよ。ポン酢は、和歌山産の柚子を使いまろやかな酸味のもの。
あっと言う間にいただきました。

塩ポンにしました。アツアツです

醤油や塩やポン酢で、たこ焼きを食べることを教えて貰ったお店。
美味しさは変わっていませんでした。

なんばグランド花月に隣接

表の通りは賑わっています。
なんばグランド花月。私が何度が遊びに来ていた頃からリニューアルされてるようで綺麗でした。
吉本興業最大級の劇場。若手の芸人さんは、こちらの客視線が一番厳しいと言われているそうですね。
笑ってリフレッシュして元気を貰いたいときに立ち寄りたい花月です。
そのときはまた、わなかでたこ焼きを♫

なんばグランド花月前。一つ奥に、わなか

たこ焼き道楽 わなか 千日前 本店

昼総合点★★★☆☆ 3.6



関連ランキング:たこ焼き | 難波駅(南海)近鉄日本橋駅日本橋駅


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05.11
大阪市中央区平野町3、naked(ネイキッド)。
大阪屋セントラルビル1Fの喫茶カフェ。淀屋橋駅より徒歩5分ほど。
世界各国の希少なものを含む、40種類以上のコーヒー豆を扱われてます。
好きな銘柄を選んで、好みのローストでの自家焙煎が可能。
香り高い珈琲が100g、450円~
営業時間 8:00~19:00(L.O.18:30)、土曜日11:00~16:00。定休 日・祝。

外観

大阪のマイレビュアーさんから教えて貰っていたお店です。
近くに来たので、珈琲を一杯。
水色のペンキ塗りのドアが可愛らしい。
席は好きなところをとのこと。
カウンター6席、4人掛けテーブル2卓、2人掛けテーブル3卓。計20席。

店内

店内には作家さんの小さな絵のような雑貨のようなものが、展示・販売されてました。

店内  

メニューは、珈琲、紅茶、ソフトドリンクと、スイーツとサンド・トーストが少々。

◆極深珈琲(きわみ) 510円

極深煎りしたスマトラマンデリン100%のスペシャリティーコーヒーをいただきました。
店主が濃いですが大丈夫ですか?と心配されましたが、今日は濃いのが良い気分。
いただきました。
カップがウェッジウッドのスイートプラム。
珈琲とともに豊かな気持ちにしてくれる器ですネ。
きわみは、芳醇でまろやか。

極深珈琲 きわみ 510円

シュガー&クリーム

他の珈琲メニューは、ブレンドやアメリカンは430円。
カフェオレ、アイスカフェオレが480円、ウインナーコーヒー、シナモンコーヒー510円。

珈琲本来の旨みをとばすことないよう、少量ずつ自家焙煎されてるとか。
甘く苦くないのがいい、どっしり濃いめがいい、フルーティーな酸味あるものがいい・・・
そんなリクエストが通るようです。好みに合った珈琲を勧めてくださるそう。
珈琲への拘りがある方や、逆に苦手な方でも、合うものを見つけられそうなお店です。

店内 

タイトルですが、こちらネイキッドの屋号に「一人一人のお客様に「ありのままの」「かざらない姿」でリラックスしてほしい」という想いが込められているそうで、コーヒーブレイクしながらブレーク中のアナ雪の歌詞を思い出したのでありました。
日本語歌詞のほうですが。

サービスランチセット(11:30~14:00)があるようです。
自家焙煎ブレンドコーヒーと一緒に「珈琲屋のナポリタンセット880円」。
その時間帯だけ表に写真付きメニューが出てました。美味しそうでした!

外観 

焙煎する前に丁寧に生豆を水洗いする姿勢が好印象のお店です。
クリーンで優しい珈琲がいただけますネ。
食べログで評価の高いお店なのも納得。
良いブレイクでした♪
naked

昼総合点★★★☆☆ 3.8



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05.10
大阪市中央区淡路町3丁目淀屋橋、吉野寿司。
天保12年(1841年)創業の老舗寿司店。大阪の伝統の味を守り続けてきた名店。
箱寿司は、吉野寿司の三代目が考案したのが始まりと言われる。
二寸六分の木型に型押して作る大阪発祥の箱寿司は、農林水産省の「農村漁村の郷土料理百選」に選ばれている。
見た目の美しさから「二寸六分の懐石」とも呼ばれる箱寿司。粋なお土産としても人気とか。
営業時間9:00~22:00(L.O.20:30)。定休日、土・日・祝。

外観

情報と流通のおかげで、今は日本全国どのエリアでも同じものをいただけますが、同時にその地で守られてきた郷土料理と接する機会が少なくなっているように思います。
大阪寿司。中でも箱寿司は今日までいただく機会がありませんでした。

以前、NHKの特集を見ました。
二寸六分の木型に小鯛、焼き穴子、卵焼きと海老、鯛とキクラゲを並べて型押しする、見た目にも鮮やかな大阪寿司の代表。
すべての材料は一日がかりの仕込みが必要とか。
小鯛、焼き穴子、卵焼き、海老などの具は、それぞれ7人の担当が居られ、穴子は縮まないよう重石をして焼く技があり、小鯛は塩だけでは味が良くないので砂糖を隠し味に使う、など仕込みも入念。客には見えない裏方の仕事です。
活焼穴子、厚焼き玉子、活小鯛、海老など丹念に仕込んだ高級素材を寿司飯の上にのせ、椎茸や焼海苔を入れて、アンカーとして最後に木箱で押して箱寿司を仕上げるのは、この家に生を受けた選ばれし七代目。
箱寿司は角が大事と、綺麗に仕上げられて行きます。
仕込みから仕上げまで全て手作り。大量生産出来ないものです。
職人が手間暇かけた仕込みと技の結晶、箱寿司。
握ってすぐに食す江戸前とは一線を画す、時間がたっても美味しくと作られた寿司です。

鯛寿司です。一つ一つがとても丁寧

期待に胸を膨らませ店舗へ。
店舗自体は比較的新しいもの。看板の「すし」の文字は歴史背景を感じるものです。
この「すし」の文字は、かつて中国で羊肉魚肉を飯の上に置き発酵による江州の「ふなずし」の原型となるものを意味するとか。

外観 

1階の自動ドアが開くと販売スペース。食事処は2階。エレベーターでの案内です。

店内テーブル席

ドアが開くとテーブル席。奥にカウンター席が見えます。
空いていたのはテーブル席。カウンターが空けば、移動させてくださいとお願いして座ります。
お茶が出たところで、丁度カウンターが空き、席を移動させて貰えました。
白木のシミひとつないカウンター。BGMもなく凛とした空気。
もう一組が食事中でした。
そこでカウンター内に立つ34歳の青年が吉野寿司七代目、その人。

店内カウンター席   

ランチ利用で、メニューから昼膳を頼みました。

◆昼膳 2000円(税別)

昼膳 2000円(税別)

・箱寿司

箱寿司

・巻寿司
・鯖寿司

寿司、鯖寿司

・汁物

汁物は、じゅんさいと白魚の赤出汁

昼膳は箱寿司をメインに巻、鯖寿司が愉しめます。
小鉢のおまけがついていて、玉子用に使った鯛の皮や生白菜でサラダっぽい。上品で美味しい。

小鉢

そして箱寿司。

!!

想像を超えてました。飯粒は押されているのに潰れていない。
甘めのシャリに乗る繊細な素材たち。
そして巻物。
今まで食べたもので一番美味しいかもしれない。
汁物は濃いめの赤出汁。具はジュンサイと白魚。この濃さは箱寿司とのバランスが良いです。

追加を少し頼みたい人の為に、各テーブルやカウンターにプチメニューの配慮があります。
【ちょっとだけのお寿司の追加】メニュー
・巻寿司 四切 400円
・穴子細巻 三切 500円
・鯖寿司 三切 600円
・鯛寿司 三切 900円
・上巻 四切 800円
・箱寿司 三切 800円
・穴子箱寿司 三切 900円

美味しかったので、少し追加・・・
◆穴子細巻き 三切 500円(税別)
穴子も美味しいですが、海苔も良いし巻きが良いですね。

「ちょっとだけのお寿司」の追加。穴子細巻き 三切 500円

デザートが+300円でありましたので、それもいただいて。
◆アイス最中 300円(税別)
自家製アイスを最中の皮添えで。

アイス最中 300円(税別)

食後の感想。
思ったよりずっと上品で美味しいものでした。
箱寿司は工程から感動しました。
人生で沢山食べてきた巻き寿司は他と比較出来ます。
今までの巻き寿司が色あせてしまうような美味しさを感じたので、口にして話しました。
「シャリの違いじゃないでしょうか。私がこのシャリで江戸前を握っても合わないと思います。」
なるほどそうか。
今まで食べてきた巻き寿司は、握りも巻きも同じシャリのお店です。
こちらのお店は握りません。押して良い絶妙のシャリ。
これが巻きになって適度に空気を含んだシャリ一粒一粒が美味しいんですね。
美味しいお結びを作るコツも米粒の空気にふれる表面積をどけだけとれるかによると言いますしね。
飯に六分の味と言われる寿司、妙に納得です。
こちらでは、日本晴などの西日本の硬質米を使われてます。
噛みしめるほどに美味しさが増し、時間がたっても美味しさが変わらない米の特徴があるとか。

ほうじ茶

聞くと、どんなに手間がかかっても手作りにして、部分外注しないのだとか。
外注するとどこかで思わぬ何かが入ってしまう。オーガニックで体に優しいものを。
その思いがギュッと詰まった寿司です。

店内カウンター席

カウンターの8席は、七代目が改装して用意された席だとか。
江戸前のように目の前で握りたてをというものとは違いますが、箱寿司を作る所作が見られます。
二寸六分(8.5cm)の押し型は、両手でギュッと押せるような桧で太く作られてます。
大切に扱えば20年は使えるものらしいですが、木型職人の数も少なくなったとの談。
大阪寿司の良さを知って貰いたくて七代目が作られたカウンター。
変わる世に変わらぬもの。看板を守っていく技と味は大変でしょう。
浪速の郷愁とも言える郷土料理。ぜひぜひ頑張ってください。応援します。

江戸前と比べてシャリの甘い大阪寿司は、九州人の私の口にもよく合いました。
再訪して色々食べさせていただきたいですね。
特に蒸し寿司。
大阪では熱いことを方言で「ぬくい」と言われますが、この方言は地元北九州でも同じ。
「ぬく寿司、頂戴。」と常連さんと同じように言えるくらいに通ってみたくなってます。

先代さんは?と何気に気いて見ましたら、下に居ますとのこと。
あ。1階の販売の方にいらっしゃったお爺ちゃまは、六代目さんでしたか!
七代目は次男さんで、長男さんは会計士でお店を見てらっしゃるとか。
六代目にも「美味しかったです」と言い、お店を出ました。
1階店内に掲げられている屋号の書は、明治の老大家、比田井天来先生の蹟。

店内1階ディスプレイ 

店内1階ディスプレイ

お店を出た後、少し散歩。
大阪市立愛珠幼稚園(あいしゅようちえん)。
吉野寿司七代目はここの卒園生だとか。
先代から、ひな祭りには吉野寿司からハレの日のお寿司を提供しているらしいです。
子供たちにも、寿司文化を知って貰うために。素敵な試みですね。
ところで、こちらは現存する現存する幼稚園としては大阪府内では最も古い歴史をもち、日本でも2番目に古い歴史をもつ1880年6月1日に開園した幼稚園。
2007年、幼稚園の園舎として日本で初の国の重要文化財に指定されています。

大阪市立愛珠幼稚園

大阪市立愛珠幼稚園 

そして、園舎は適塾跡に隣接。
蘭学者・医者として知られる緒方洪庵が、江戸時代後期に大坂・船場に開いた蘭学の私塾。
正式には適々斎塾(てきてきさいじゅく)と言うそうですね。
幕末から明治維新にかけて活躍した人材を多く輩出し、現在の大阪大学医学部の前身とされているこちら。
建物等は現在、大阪大学が管理している、昭和39年1964年(昭和39年)国の重要文化財に指定された建物。
船場のオフィス街の中に存在感のある区画ですね。

緒方洪庵旧住宅及び塾

緒方洪庵旧住宅及び塾 

緒方洪庵先生像

大阪の食と重要文化財。また少し大阪に近くなれた気のした日でした。
吉野寿司

昼総合点★★★★ 4.5



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05.08
大阪市中央区難波3-6-3、551蓬莱 戎橋本店。
昭和20年(1945年)終戦の年に難波で創業、豚まん・焼売・餃子などを扱う。
大阪難波の本店を中心に、関西での営業展開。
本店はレストランを併設店。広東料理がベースの中華料理がいただける。
1階のテイクアウトの営業時間10:00~22:00。定休第3火曜(祝除く)
レストランの営業時間11:00~22:00。定休第3火曜(祝除く)

外観 

中国語で桃源郷を意味する蓬莱(ほうらい)。
創業当時の本店の電話番号が64-551番だったことから、数字を組み合わされた屋号なのだとか。
創業者が煙草の555(ファイブスリー)を吸っていて閃いたそうです。
定番「豚まん」の一日平均販売個数は約140000個!
平成元年に551 HORAIに一新されたという手提袋のデザイン。
新幹線のプラットホームで、空港のターミナルで、この袋を手に大阪から戻られる方を多く見ます。
シンプルでよく目立つデザインですよね。

斯く言う私も、何度かこの手提袋を手に地元に戻っております。
本店利用の際、レストランでいただくことにしました。
平日の戎橋筋商店街内。賑やかです。
見つけました、見覚えのある看板。
1階はテイクアウト専門店。

1階の販売

2階がレストラン入口になっています。
店内はファミレス風の明るい造りになっていて、禁煙。
ご年配の女性客さんが多く居られました。ランチに定食がよく出ていたようです。
メニューを見ると、豚まんは2個320円との表記でしたが「1個でも大丈夫です」とのことでした。
価格は内税でしたが、今年3月の訪問で消費増税前のものです。

外観

店舗入口への階段

店内

◆豚まん 160円

豚まん 160円

◆フカヒレ蒸し餃子 300円

フカヒレ蒸し餃子 300円

◆羽根つき焼きぎょうざ 280円

羽根つき焼きぎょうざ 280円

焼きぎょうざ!

豚まんの中身は、主に豚肉と玉ねぎ。
ボリューム十分の、551蓬莱看板商品は、創業以来店頭での手作りとか。
餃子2種。蒸しは蒸篭で、羽根つきはお皿で。
羽根大です(笑

お茶と小皿

関西でしか買えない大阪名物、551蓬莱の肉まん。
今はオンラインショップがあるとは言え、地域限定感は惹かれますね。
その声に応えてか、催事チームを派遣し、実演販売を実施されてます。
実演販売で、お店の知名度を上げてきた551蓬莱には、催事チームが存在するんですね!
地元福岡では、だだいま催事開催中のようです。
博多大丸 福岡県福岡市 2014/5/8(木)~5/13(火)
551蓬莱 戎橋本店

昼総合点★★★☆☆ 3.6



関連ランキング:肉まん・中華まん | 大阪難波駅難波駅(南海)なんば駅(大阪市営)


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05.07
大阪市中央区道頓堀1、たこ梅 本店。
弘化元年(1844年)創業の関東煮(おでん)専門店。
名物 たこ甘露煮や、本店だけの鯨塩タンもおすすめの一品。
営業時間 17:00~22:50(平日・祝・祝前)、11:30~14:00/17:00~22:50(土・日)。
LO.22:30(平日・祝・祝前)、22:30(土・日)。
年中無休(年末年始のぞく)。

外観

閉店時間に近かったのですが、暖簾をくぐると良い顔で迎え入れて貰えました。
お店に入ってすぐの年季を感じるカウンターに座りました。
店内を見ると、日本橋と彫り込んだ欄干、蛸と梅の透かし彫り・・・
カウンターと奥に、2名がけのテーブルを4つ。計24席ほど。個室は無いです。
平日の閉店に近い時間。他にお客さんは居ませんでした。
閉店支度の手を止め、再度稼動状態にしていただいて申し訳ない。

店内 

関西で関東煮。背景は如何にと思っていました。
ウィキでは、江戸時代に江戸で「おでん かんざけ」と書いた暖簾を掲げたおでんの振売や屋台が流行し「甘い」が煮込みおでんで「辛い」が味噌をつけた田楽だった。上方では、田楽が「お座敷おでん」として客座敷に出されるようになり、種を昆布だしの中で温めて甘味噌をつけて食べる「焼かない田楽」と区別するために「関東炊き・関東煮(かんとだき)」と呼んだ。と記され、こちら、たこ梅では、関東から来たから関東煮ではなく広東人のごった煮をまねして作ったから広東炊きだと。
昭和12年(1937年)発行の大日本帝国陸軍調理教本、軍隊調理法では、がんもどき・こんにゃく・大根・里芋・竹輪麩を、削り節・醤油・砂糖のダシで調理するおでんが「関東煮」と表記されており、田楽とは別となっていたとか。

その関東煮が目の前で煮えています。

目の前で煮える関東煮

職人さんが、具の様子をよく見られてます。
板コンニャクが仕切り板の下に存在。
切り込みで味を滲みさせたりはせず、時間をかけるのだそうですよ。
味が滲みるまで下で、それから客から見えている上に出されるんだそう。
じゃがいものような崩れる具は別の扱い。
具財の特徴別に、そんな扱いをされていました。良い感じ。

◆関東煮・おでん 150円(税別)~
・だいこん
・たまご
・さと芋
・ぎんなん

大根、里芋、玉子

銀杏

4品いただきました。
大根、よく味が滲みてる。嗚呼、さと芋がねっとりトロリとしていて美味しい!
季節ものや新作など、常に30品ほど用意されてるとか。
創業当時から、鰹だしに鯨の舌(さえずり)等の具材をいれて炊き、毎日出汁を継ぎ足しながら使い続けてるそうです。

◆たこ甘露煮 一皿(二串)600円(税別)
創業より守り続ける秘伝の出汁を使い、瀬戸内海の真蛸を炊くんだそうです。
蛸は、瀬戸内海の明石・播磨・淡路・讃岐で揚がる真蛸のみ。
化学調味料や保存料不使用なのが嬉しいですね。
常温の提供です。かみ締めるほどに味わいが。

たこ甘露煮 一皿(二串)

◆飲み物 300~1200円(税別)
瓶ビールいただきました。600円。

瓶ビール 600円

お通しはこんな感じで。

お通しの小鉢

関西おでんの老舗、たこ梅。
4代目が亡くなった後に本店は一旦閉店。
5代目となった岡田さんが、建物を修復し平成19年10月に再開されたそうです。
オーナー業に専念されていて、お店は従業員さんで切り盛り。
歴史あるお店ならではの、昔からの道具類を陳列してありました。
ショーケースに木札や焼きごて、錫の徳利やタンポなど。

短い時間でしたが、快く接して貰いました。
立ち寄れて良かったと思える一店。

メニュー

メニュー  

メニュー 

メニュー   

店主のブログを読みました。
創業170年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』が、さらに百年続くための取組み日記

外観 

たこ梅 本店

夜総合点★★★☆☆ 3.8



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05.06
大阪府大阪市中央区難波千日前15、スタンドあじと。
Diningあじとの系列で、カジュアルにあじとの味を楽しめるお店。
気軽に立ち寄れる、雰囲気のあるスタンドバー。
立ち飲み店で予約不可。
営業時間16:00~23:30(23:00L.O)。不定休。
軒先にヴーヴクリコ・イエローラベルのボトルが下げてあるのが印象的です。

外観

丑寅を後にして、もう一店お店に入ろうと街を歩いてました。
華やかでワクワクする飲食街。
賑わうお店。そうでないお店。
ん?

この軒先、良いですねぇ

軒先にヴーヴクリコのボトルが下げてあるお店発見。
良い季節。入口のドアは開いており、中をのぞくとスタンドなのが分かりました。
入りやすそう。表看板のメニューを流し読み。
え?

メニュー看板

ヴーヴのバイザグラスが780円~?!
飲食店で出されているヴーヴクリコのイエローラベルブリットはボトルで10000~14000円くらい。
地価の安い地元でボトル10000円を切ったお店はありますが、ここは大阪です。
グラスで用意されていても1000円を切ってたら安いと思うのですが、780円!!
躊躇なし!!簡単に一本釣りされ店内へ。

外観 

数人が利用されてましたが、まだまだ入れる環境。
スタンドカウンターは店内の中央にU字形に配されています。
フードのメニューが洋食を主に幅広い。立ち飲みなら十分です。
お酒類が380円から。
ハートランドの生が380円って、これも嬉しい。
ヴーヴのグラスいただきます。
ポテトサラダが2種あって、たまごたっぷりのほうが食べたい・・・

メニュー   

メニュー 

メニュー

メニュー  

<フード>
・たまごたっぷりポテトサラダ 280円
・黒毛和牛130gステーキ 780円
・スフレチーズケーキ 380円

たまごたっぷりポテトサラダ 280円

黒毛和牛130gステーキ 780円

玉ねぎたっぷりのタレ

スフレチーズケーキ 380円

<ドリンク>
・ヴーヴクリコ グラス 780円
・シードル 380円

ヴーヴクリコ グラス 780円

シードル 380円

たまごたっぷりサラダが美味しくて値段の割りに量あり。
ネーミング通りたまごたっぷり。黒胡椒が軽く振ってあります。
すっかり気を良くして、130gステーキいただきました。
鉄板で供され、肉の下にはモヤシのソテー。ソースは玉葱たっぷりのものでした。
柔らかい和牛で、この価格なら十分アリだと思います。
さすが、肉重で噂のあじとのスタンド!!

こんなテーブルセットで

店内 

店内  

満足して店を出ました。
この通りには入ってみたいお店が結構ありました。

素敵なストリート

裏難波、良いですね。
賑わうわけです。
またこのエリアに遊びに来たくなりますね。
今日はここでホテルに帰ります。
楽しかった!
スタンドあじと

夜総合点★★★☆☆ 3.7



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05.05
大阪市中央区難波千日前15、丑寅(ウシトラ)。
地下鉄御堂筋線なんば駅より徒歩5分の立ち呑み酒場。
お店は10坪で26人で満員。
営業時間17:00~23:00(土曜16:00~、日曜16:00~22:00)。定休:祝日。

入口

難波周辺には不景気とは関係なく賑わう店が少なくないと聞きます。
最近では難波グランド花月から堺筋通りまでの一帯「裏難波」に続々と出店が続いてメディアでも話題とか。
その裏難波の中で群を抜く人気店と聞いたこちら。
行きたくて仕方なかったお店です。
オープンは2006年11月。道具屋筋から現在の場所へは2009年11月に移転とか。
時間が取れたので行って来ました。

外観

<予習・お店からのメッセージ>
はじめて丑寅にお越しいただくお客様へ。丑寅は長居無用の立呑みです。
お仕事帰りにほっと一息つける、酒飲みの皆様の止まり木でありたいと思っております。
皆でわいわいと盛り上がるような居酒屋使いは馴染みません。
どうぞおひとりかふたりでお越しください。
なにぶん狭い店ですので、ご協力お願い致します。

暖簾

とのことで、独りで入店します。
場所は一本入った路地裏。
店前はビニールシートに覆われて、ここかな?と心配するのですが、看板あり。
暖簾をくぐると8割埋まっている店内。
丁度席が空いたようで、奥まったところで場所を確保。
壁には上着や荷物をかけられるフックが並んでます。
チープに表現された木の内装。裸電球。
お店のお酒のストック場所が足元にあって、その上に鞄を置いて飲みはじめ。

隣のスタンド

<フード>
・そぼろ大根 250円

そぼろ大根 250円

・しょうが天 180円

しょうが天 180円

・春きゃべつのもつ鍋 350円

春きゃべつのもつ鍋 350円

・あて三種盛 500円

あて三種盛 500円

<酒>
・チューハイ 350円(グレチュ2杯目の絵)×3

チューハイ 350円(グレチュ2杯目の絵)

・新生姜のガリチューハイ 350円

新生姜のガリチューハイ 350円

酒のアテにピッタリなメニューは、あれもこれもと頼んでしまいたくなる価格。
オーダーした、そぼろ大根が秀逸。大根に煩い私もこれは侮れないと追加フードが増えました。
しょうが天は、実は初めて食べます。
紅生姜の大きなスライスが天麩羅に。ウスターをかけていただく。嗚呼、クセになるかも。
春きゃべつのもつ鍋は特別なものではないですが、あっさり旨みのある醤油出汁の一品。旨い!
あて三種はシメ鯖炙り・牛肉牛蒡・白和え。

お酒はチューハイにしてみました。
果実を放り込んだチューハイがこの価格とは。勢いがついてしまいました。
ガリチューハイも結構良いですよ。妙な気分ですけど。

店内 

長居無用と知りつつも、長くなりそうでここで切り上げ。
北九州には社会背景から角打ち文化がありますが、似て非なり。
和バルと違った雰囲気を醸す裏難波人気の立ち呑み酒場。
ここは、人の集まる気が放たれています。
無駄をそぎ落とした無骨な空間・立ち飲みレベルを超越したアテ料理・拘りの酒・価格の絶妙なバランス。
客単価1700円の設定と聞きました。
夕方の5時のオープン直後には満席なのだそう。

酒メニュー

メニュー

店主の中山さん。人通りのない場所を選んで開業。
オープン直後の裏難波は人気がなく周辺は真っ暗だったそうですね。
閑古鳥が鳴く状態から、周辺の火付け役となったお店です。

店内

提灯

もう少し何か欲しい。
立ち飲みは、そんな感じで出るのが良いですね。
もう一軒立ち寄り決定。
丑寅

夜総合点★★★☆☆ 3.8



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05.04
大阪府大阪市北区天満橋、帝国ホテル 大阪
大阪の都心にありながら、自然に囲まれた快適なホテルです。
西側の部屋からは大阪の街並、東側の部屋からは眼下に大川、生駒山が見渡せます。
室内はシックな色調。
桜の名所として知られる桜之宮公園に隣接していて、春は美しい光景が望めます。

フロントロビーから階下を見て

選べるルームサービスの朝食がついている宿泊プランを利用した際に、帝国自慢のパンケーキをいただきました。
ルームサービスでオーダーした際の価格は下記の通りです。

◆パンケーキ ブレックファスト 3020円 (サ10%別)

オールドファッションバターミルクパンケーキ

<ジュース、付け合せ、飲物をそれぞれ一品選択>
・ジュース : オレンジ トマト グレープフルーツ アップル
・バターミルクパンケーキ
・付け合わせ : ハム ベーコン ソーセージ
・フライエッグ
・お飲物 : コーヒー 紅茶 ミルク

パンケーキブレックファスト 3020円

帝国ホテルのオールドファッションパンケーキ。
パンケーキブームでクローズアップされてるようです。
1953年から受け継がれる伝統の味わい。
三枚重ねで、ホイップバターとメープルシロップが別に添えられます。
たっぷりかけていただきます。
ふんわり柔らかな食感。甘い香りの漂う黄金色のパンケーキ。
メープルシロップの甘さと、ホイップパターの塩味が、絶妙なハーモニーを生みます。
世代を越えて愛されてきたものは一味違いますね。
風格あるパンケーキでした。
<食べログ過去掲載はこちら>



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05.03
大阪市西成区山王1、たつ屋。
地下鉄御堂筋線・動物園前駅1番出口から徒歩1分。
ホルモン鍋と一品のお店。
ディープで美味しい大阪を味わいたい方におススメです。
営業時間・火~土12:00~20:00、日・祝12:00~18:00。定休・月曜。

外観

新世界で串かつを食べたいなぁと思いながら、ランチ場所を探してました。
混んでますね~
人気の串かつ店は、ほぼ行列が出来てます。

行きたいと思っていた老舗串かつ店 やっこも行列。今日は並んでまではシンドイ。
そうだ。行きたいお店があったのでした。
賑やかな通天閣下から少し歩いて、こちらへ。

通天閣周辺は賑わいます

通天閣

路地の入口に看板。ここから脇道へ。
行列なし!
タイミングが良かったよう。

路地入口の看板

この路地の先にお店

外観 

風情ある外観。店内も昭和な雰囲気と雑然感が良い。
店内は歪に分断されているL字カウンターが8席、4人がけテーブル3卓。
カウンターの空いた席に座りました。

店内

メニューはホルモン鍋と鍋追加、一品、ドリンク。
鍋は人数で大きさも変わるようです。
一人鍋あり。助かります。
ほとんどの方がホルモン鍋をオーダー。
プラス1~2品で飲んでらっしゃるよう。いいな、それも。
量が不明なので、先ず鍋一人前。

◆ホルモン鍋 一人前 800円
オーダーから用意されるまでは待たせられることなく、すぐにコンロに火が点けられます。
ボリュームあります。
醤油ベースのスープ。キムチが入ってるようです。
テッチャン、赤せん、肝、センマイなどのホルモン。豆腐。
野菜類はニラ、玉葱、キャベツ、もやし。
ホルモン鍋に火が通るとグツグツと煮えるお豆腐が唐辛子で赤く染まる。食べ頃です。
夏でもないのに汗ばみながらいただく、ピリ辛ホルモン鍋。
癖になる美味しさですね。
火加減はスタッフさんがよく見てくれます。

ホルモン鍋一人前 800円

ホルモン鍋、煮えました♫

お玉は、鍋に入れっぱなさないよう、お皿が

アツアツ、ピリ辛

◆生玉子 50円
鍋の〆にご飯と生卵をオーダーして雑炊にする方が多いようです。
私は鍋の具を浸すのにオーダー。〆はうどんにしようと思いまして♫

生玉子 50円

◆うどん玉 150円
ピリ辛醤油出汁には、真っ白いうどん玉を入れて、染まったら食べたい!
普通の茹でうどん玉ですが、これが美味しいんですよね~

うどん玉 150円、投入

うどん玉、煮えました

鍋ツユがうどんに滲みて・・・

◆生マッコリ酒 400円
鍋の煮え待ちで一杯。
韓国料理の一品メニューが美味しそうで、頼まなかったものの視覚が刺激されてマッコリを。

生マッコリ酒 400円

◆チューハイ(レモン) 350円
ピリ辛鍋に喉が渇いて最後に一杯。スッキリ。

チューハイ(レモン) 350円

お腹一杯食べて1000円。ちょっと飲んでも2000円以内。
価格だけでなく、ディープ店がお好きな方には堪らないお店ですね。
大阪B級グルメ。串かつだけでなく、ホルモン鍋も食べるべし!です。

お隣の一人鍋、ご飯と生玉子で雑炊。私は、うどんにしよ♫

マスターをはじめ6人でこの席数をまわしてらっしゃいました。
待たされる感じはないです。スタッフさん、よく動かれる。
一見無愛想な感じなんですが、居心地悪くないですよ。女性客も多かったです。
喫煙可な店でしたが、オープンな空間でしたので気にならず。
店を出る頃には数組待ちでした。
人気に納得です。

メニュー

鍋追加メニュー

ドリンクメニュー

店内、壁に掛けてあるティッシュボックス・・・

食後、遊郭跡まで散歩。
今でも・・・なんですね。
女性は歩きづらいエリアかな。

昼間なので、この辺りまで歩いてみました

たつ屋

昼総合点★★★☆☆ 3.8



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05.01
大阪市中央区難波3、自由軒 難波本店。
明治43年(1910年)大阪初の西洋料理店として難波で創業した自由軒の総本山。
創業当時に考案され現在も看板メニューなのは、名物カレー。
近鉄難波駅・地下鉄各線なんば駅 11番出口より徒歩2分。
席数38、定休・月曜。

外観

100年を越えて愛され続けている名物カレー。
ご飯とルーが混ぜ合わされて生卵を乗せた独特のビジュアル。必食です!
立ち寄る時間が取れましたので、訪問しました。

難波本通

難波本通のアーケードを抜けお店の前まで。
現在の店舗は、第二次世界大戦の終戦後に焼失した店舗を二代目店主が再建されたものだそうですね。
大阪の老舗店は、戦争時に焼失再建されたお店が多いように感じてましたが、こちらもそうでした。
紺地に白抜きの屋号の暖簾。大衆食堂「自由軒」。

外観  

黄色の装飾テントには、名物カレー自由軒と書かれています。見紛うことない外観。
店前のディスプレイにワクワク。

店前のディスプレイ

入口の等身大パネルは、大阪・難波 自由軒、名物和歌女将の純子さん。

外観 

店内は混んでおり、相席が普通のようです。
紙で書かれたお願いに「御一人様、一品御注文下さいます様願い申し上げます」「客席に御荷物を置くのは御遠慮願います」「テーブルの下に棚がございます御利用下さいませ」。

混み合う店内は相席も当然。右端のレジに名物若女将

予約席のテーブルが見られ、予約可なんだなぁ・・・と思いつつ、促された席で相席に。
レジカウンターには、パネルの女性、若女将。
このご年齢で頑張ってらっしゃることに感激するのと同時に「若」女将で居られるとは、さすが老舗。
壁に掛けられている洋食メニューの数々に誘惑されつつも、名物カレーを注文。

「アングロインディアン!」とオーダーが通されました。名物カレーではないの?

◆名物カレー(並) 680円 (消費増税前)

名物カレー(並) 680円

お冷とスプーンがテーブルにセットされます。

こんな感じで待ってます

席の横に貼られているのは、名物カレーのお召し上がり方。
好みでソースをかけて、玉子とご飯をよくかき混ぜてお召し上がりくださいとのこと。

卓上。壁には食べ方の説明

同じメニューを頼んでいる方がやはり多く、スプーンがお皿に当たるカツカツという音があちらこちらで聞こえます。
あまり混ぜ込むのを好まない私。
ソースをかけて、生卵の黄身を潰す程度に混ぜていただきました。

カレーに生玉子を乗せたのは、自由軒だとか

創業時、明治後期のソースは貴重品

カレーも奥深いものですね。
現在の本格的なカレーから、自宅で作るカレーなど色んなカレーが頭の中を過ぎりました。
少しだけピリ感はあるもののマイルドな系統のカレー。
しっかり混ぜ合わせてあるご飯とカレー。
使われる具は牛肉とタマネギのみ。
フライパンでしっかり炒めて風味を出し、ご飯を加えて炒め「うすくち」と呼ばれる自由軒オリジナルのダシ汁を加えて、最後にカレーの上に生玉子を乗せて出来上がり。
作り置きをすると、味・風味が全く変わってしまうため、自然の素材を使い合成保存料などは使用せず、2日間かけてじっくりと煮込み、その日お出しする分だけ仕込まれているのだとか。

創業当時は、自由民権運動の最中。
創業者の吉田四一さんは、屋号に自由という言葉を冠したそうです。
ビフカツを始めとした西洋料理を格安のお値段で提供。
炊飯器といった設備がない状況下、熱々のカレーを食べていただきたいという想いから、ご飯とカレーを混ぜた名物カレーが生まれたのだとか。
カレーのトッピング「生卵」は、こちらのお店から発生。当時の高級品「卵」は、輝かしいビジュアルでしたでしょうし、当時は希少であったソースをかけることも、新しい風を感じたものなのでしょうね。普及すると当たり前のものも当初は目新しく斬新。

狙いはコレ

あっという間に平らげた一皿。
レジで若女将に、店内で飛び交っていた言葉「アングロインディアン」が何なのか聞いてみました。
「お父ちゃんがね、カレー言うたらインド・英国やろ言うて、通り名だけね。」
イギリスが植民地化した時代、インドにいたイギリス人とインド人女性の間に生まれた子孫がアングロ・インディアンと言われてますが、そのイメージなのかな?
レジに座る若女将のグリーンのアイシャドーに見送られ店を後にしました。
食べてみたかった一杯。
ご馳走様でした。
大阪難波 自由軒 難波本店

昼総合点★★★☆☆ 3.5



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akii

Author:akii
時間が出来れば食べ、
暇が出来れば書いてます。

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