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11.30
青森県八戸市大字湊町字本町9番地1、八戸酒造株式会社
創業1775年(安永4年)。初代 駒井庄三郎氏が青雲の志で近江国をで、陸奥の地にて酒造り。
以来代々酒を造り続けて現在八代目。県産の米と酵母にこだわり、仕込水は八戸・蟹沢地区の名水。
大正時代に建設された6つの建造物(漆喰土蔵・赤煉瓦蔵)が、文化庁登録有形文化財・八戸景観重要建造物に指定されている。
JR八戸駅より車で30分。JR陸奥湊駅徒歩5分。駐車場、大型バス可、普通車10台。
営業時間8:30~17:00。定休、土曜・日曜(冬期間は土曜も営業)。
見学時間10:00~16:00(所要時間は1時間程度)、見学料500円(試飲付き)。

外観

みなと食堂で飲んだ地酒の八仙。
美味しい酒でしたので、近くに蔵があると聞き向かうことにしました。
JR陸奥湊駅から徒歩5分ほどとのこと。
青空の下、知らない町を歩くのも旅の楽しみ。
日陰は涼しいけど、日向は夏の日差し。県道1号線を横切るとすぐに見えてきました。

外観 (2)

蔵の前は、交通量が多い道路のそばにも関わらず静か。
入口には、建物は登録有形文化財の表示。
漆喰の土塀と赤煉瓦蔵が新井田川の風景と一体となった景観。
大正年間の建造当時から地域のシンボルとして親しまれてきたそうです。
風情があって良いですね。
前をウロウロしていると、蔵の方から声がかかりました。
「ご見学ですか―?」
「見学できるんですか?先ほど八仙をいただいたら美味しくて、ここまで来ました」
今からすぐに見学と試飲が出来るだとか。
費用は一人500円。
急ぐ用もありません。
案内していただくことになりました。

入口の木の看板には、駒井酒造店。
八戸酒造と名乗ったのは平成になってから。
昔からの馴染みのお客には、駒井さんと呼ばれる酒蔵です。
文化財でもある建物は、映画のロケ地にもなっていました。

建物は登録有形文化財です

ロケ地にもなりました

蔵見学 (2)

蔵見学はガイドの女性が案内してくれます。
酒のタンクには使用開始日とリッター数が下3ケタ表示されていて、税務署が明記するよう指示するのだとか。
蔵ごとに管理も温度も違いました。
建物の建築時は、煉瓦職人にスコットランドから来て貰ったこと、当時酒蔵で煉瓦積は珍しかったこと。
煉瓦はスコットランド積み、長い面と短い面を交互に積むことで構造強度が高くなっていること。
一通り説明して貰いました。
蔵の中は、独特の古い煉瓦造りの匂いがします。
現在改修工事をしていますが、東日本大震災の時も無事だったそうです。

改修中です

さて、試飲タイム。
飲める人達と判断されたガイドさんは、楽しんで貰おうとたっぷり出してくれました。

次々に出していただいて…

男山 2種

青森県の地酒として、県産の米と酵母にこだわり、仕込み水は蟹沢の名水。
スパークリング清酒のプロトタイプから始まり、現在の主力ブランド芳醇旨口タイプの陸奥八仙。
創業ブランドの陸奥男山。港町の漁師達に昔から愛されてきた辛口酒。
これらをいただきました。
http://www.mutsu8000.com/item/
八仙の名前の由来は、八人の仙人の意味だそうです。
八人の仙人は客を指し、リクエストを受けるつもりで色々好きに言って貰って…とのこと。

八仙 火入

八仙 ひやおろし

八仙 黒ラベル

一升瓶の限定品も

やわらぎ水は、仕込み水。
いや~
大吟醸酒部門のトロフィー獲得をした八仙もいただきました。
よく飲ませていただいて、これで500円って!

右は八仙が飲める国、左はこれから八仙が飲めるようにしたい国とか

さかずきん酒力検査表で、酔い具合をチェック。まだ大丈夫。
卸している酒屋さんは、本州の山口までとか。
九州ではお目にかかる機会が少ないのが残念。
こちらでもお酒は買えますし、配送もして下さるそう。

たまたま、みなと食堂で飲んだ一杯の地酒。
たまたま、歩ける距離で蔵かせあり、たっぷり試飲させて貰いました。
言うことなしの満足時間。
見学・試飲、おススメします(^^

八戸酒造が最高賞の記事

大吟醸酒部門のトロフィー獲得

蔵見学

外観 (3)



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11.29
青森県八戸市大字湊町字久保45-1、みなと食堂
八戸港に水揚げされる新鮮な魚介類を使った料理が自慢。
2001年オープン。JR八戸線陸奥湊駅より徒歩2分。
予約不可。カード不可。12席。駐車場3台。
営業時間6:00~15:00。定休、日曜。

外観

今日も宿泊先を決めているだけで、夕方までは気の向くまま過ごす予定。
東京-函館間の往復乗車券を買っており、その区間の下車したい駅ごとに特急券を買いながら移動。
朝、ホテルをチェックアウトして函館駅へ。
函館駅から新函館北斗まで、はこだてライナーで移動。
電車の本数が多くはないので、1本逃すと30~40分待つことも。
その時間で、函館駅構内の北海道 四季彩館で土産物を買って過ごす。

新函館北斗から八戸までの新幹線特急券を購入。
JR八戸駅では「よぐ八戸さ おんであんした」の言葉に迎えられる。

八戸駅 (2)

構内の観光看板を見たら、行き先を決められるほど八戸の魅力が伝わってくる。
国指定天然記念物 ウミネコ繁殖地 蕪島(かぶしま)。
八戸の宝から日本の宝へ。平成25年5月24日指定の三陸復興国立公園 種差海岸(たねさしかいがん)。
乗り継ぎ案内ステーション「はちこ」では華やかな黄色の制服で女性二人が案内。
目当ての丼があり乗り継ぎをしようとしているのですが、ステーションで案内されていた銀サバトロづけ丼にも心惹かれます。

八戸駅

八戸駅 (4)

JR八戸からJR陸奥湊へ。
電車の窓は解放されており、車内を見上げると扇風機。

車内

扇風機!

扇風機のスイッチは席の壁にあります。乗客の好みでオフに。
ローカル感に心和みますね。
8月下旬、九州は暑かったのですが、ここは扇風機で良いほどの快適な気候。
走り出す電車。
風を受けながら車窓を楽しむなんて久しぶり。

陸奥湊の駅に到着。

陸奥湊駅

そして時刻表を確認。上下線ともに昼間は1時間に1本。
駅の表に出ると、目の前に市場。
目当てのみなと食堂、駅を背にして右に徒歩2分ほど。

前の通り

お昼前で店に入れましたが、12席の店内はすでに満席。
4人掛けのテーブルは相席。残りはカウンター席。
すぐに外にも行列が出来ました。
三角巾姿の女性が三名で忙しく作っておられました。
もうすでに平目漬丼は入荷不足と判断され、本日は三点漬に切り替えられていました。
テレビがついていて、雑誌もあり、店内の待合いの椅子は二脚。お茶はセルフです。

メニュー (2)

お茶はセルフで

20分ほど待ち、空いたカウンター席へ。

カウンター席

目の前に八戸の名酒、八仙の酒瓶。

地酒いただけます

昼からいただけるか伺うとOKでした。
丼待ちで、純米吟醸 八仙を。
酒のつまみでマグロの赤身と蛸の切れ端。予想してなかった新鮮なつまみが嬉しい。

丼を待つ間に「八仙」を一杯

酒のアテに鮪と蛸

一杯飲み終わったころに、丼が仕上がりました。

◆平目漬丼 せんべい汁セット 1350円

平目漬丼(イカ・甘えび三点漬け) 1000円

平目漬丼(本日はイカ・甘えび三点漬け) 1000円。
八戸せんべい汁 400円。セットにすると50円お安い。

平目漬丼 せんべい汁セットにすると 1350円

平目漬丼には最初から汁物がついてますが、ここは八戸。せんべい汁も食べたくて。
先ずは丼。
平目だけではないのは残念ですが、イカと尾の先まで食べられるよう綺麗に剥かれた甘えびも普通に嬉しい。
漬丼は、八戸港で水揚げされた平目を冷蔵庫で2日間熟成、特製のたれを絡めて生卵を載せた一品。
注文を受けてから、刺身醤油、酒、みりん、ニンニクなどを合わせた特製のタレに約3分漬けるそう。
食材の繊細な味を損ねないよう、注文が入ってから漬けるのがこだわり。
熟成具合の良い平目とイカ・甘えびが敷き詰められ、下のご飯は見えません。
ツヤツヤの黄身がのってて、美味しそう。
いただきます。
漬けタレの具合、絶妙。
途中で黄身が弾けて、温かいご飯と絡む。かなり旨いです。
小鉢として、長芋。醤油をかけていただきます。これも美味しかったです。

丼に長芋が付いてました

せんべい汁は具だくさん。
醤油ベースの汁に魚介と野菜が入り、名物のせんべいが入ります。
せんべい汁用のせんべいは、それ専用に作られるとか。
目の前の棚に置かれていて、割って汁に投入。
麩と生麩の中間のような食感。

八戸せんべい汁 400円

完食です。美味しかった。
ここの丼が食べたくて、函館で朝食をとらずに青森・八戸まで来ました。
その甲斐ある丼でした。

2014年師走のこと。
第1回全国丼選手権(全国丼連盟主催)で、みなと食堂の平目の漬け丼が海鮮丼部門の金賞に輝く。
全国から出品された約1300品の中から、主催者が絞り込んだ200品を対象に同連盟の会員がネット上で食べたい丼料理に投票。11部門で金賞決定。
2011年に平目漬丼を売り出しがお店の転機。
店主の守正三さんは、これからもお客さんに満足してもらえるものを提供したいと語る。
サイトで知って県外から訪れる客も多い。
アナログ人間の店主、ネットのことは詳しくないとのことで、お客さんが店を広めてくれている不思議を味わっておられるでしょう。
この日、話好きだと言われる店主は不在。
「イサバのかっちゃ」で知られる、JR陸奥湊駅前の市場に近接する店ならではの、素材の味わいを最大限に生かした店でした。

街中の光景 (2)

さて、この後は、お店で飲んだ地酒の八仙が美味しかったので、八仙酒造まで散歩してみます。

街中の光景



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