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食べログと。時々雑感と。 | 食べログが趣味の福岡県在住レビュアーブログです。

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Posted by akii on  | 

門司港の栄華、蘇る九州最大級の料亭旅館◆三宜楼茶寮 春帆楼

福岡県北九州市門司区清滝3-6-8、三宜楼茶寮 春帆楼(サンキロウサリョウ シュンパンロウ)。
2015年10月オープン。門司港栄華の歴史が語り継がれる趣ある座敷で、ふく料理と季節料理を楽しめる。
JR門司港駅徒歩8分。予約可。カード可。サービス料なし。禁煙。
駐車場なし(近隣の有料駐車場の割引券あり)。
営業時間11:30~15:00(L.O.14:00)。
夕食は予約制。17:30~22:00(L.O.21:00)・日祝~21:00(L.O.20:00)。
定休、月曜(祝日の際は営業、翌火曜日休み)。
個室あり。最大70名様までの宴会場あり。50人以上で貸切可。
見学10:00〜17:00(無料)。ガイドして貰うのが望ましいので見学も予約のお問い合わせを。

外観

ここが、三宜楼… 
門司港の繁栄と共に料亭としてその栄華を極めた料亭。
門司港を散策した際に、見上げるだけだった三宜楼。
なぜなら、営業されてはおらず老朽化により取り壊す話もあり遠巻きに見るだけだったからです。
その三宜楼が料亭として蘇ったとのニュースがあり、訪問機会を狙っていました。

創業の時期ははっきりしていませんが、1906年(明治39年)の九州日報、門司新報には三宜楼の名前があったとか。
木造三階建てのこの建物の新築開業は1931年(昭和6年)4月。
当時を代表する料亭建築で、九州でも希少な木造三階建て大規模建造物です。
延床面積1200㎡以上、部屋数20室以上。門司港を見下ろす高台での開業。
創業者は京都出身の女性、三宅アサ。商才を発揮して三宜楼を建築。
当時の門司港は神戸や横浜と並び、国際航路としての日本三大港。
大戦景気の波に乗り港はますます盛んに。商業施設も爆発的に拡大。
門司港の発展とともに旅館や料亭なども次々と建てられ、三宜楼もその時期に。
1931年(昭和6年)4月5日付の門司新報に三宜楼絶賛の記事。
「建物は新古の粋を集め優雅にして堅牢、間取りの如きも大小十五を算し、且つ眺望の佳なる相候ち、料亭としては北九州に比類なき偉観を呈して居る」

三宜楼は、出光興産創業者の出光佐三、喜劇俳優古川ロッパ、俳人高浜虚子など数々の著名人が利用。
財界人が集まり、俳人がここで句を詠む。三宜楼は各界の著名人が集まる華やかな社交場でした。
当時の門司は地価が高騰し一坪の単価が現在で言えば4百万円以上!
三宜楼はそこに232坪という敷地を有し門司港を代表する料亭でした。
ですが、終戦とともに港は縮小し衰退。
栄華を誇った三宜楼も1980年(昭和55年)に閉店。
その後、経営者家族が住居として利用していた時期もあり、その維持費は大変だったようです。
建物の老朽化により相続は放棄され、土地の所有者が売却を決めたのは2005年(平成17年)。
ついに取り壊しか、となりました。
それを聞いた地元の有志が「三宜楼を保存する会」を結成。
門司出身の写真家・藤原新也さんや小倉育ちのイラストレーター・わたせせいぞうさんも保存会に参加。
1年で16000名の署名と1900万円の募金を集め、三宜楼の土地の所有権を取得。
その後、保守する会は北九州市に三宜楼を寄贈。
市は献身的な活動に感銘を受け保存を決定。
2012年(平成24年)より保存補修工事に着手、2014年(平成26年)3月には本体工事を終えますが、料亭としての復活を望む多くの声。
料亭三宜楼としての立て直しを図ることが決定。
当初6000万円弱を見込んでいた総工費用が、料亭へと改築するため2億円近くまで充てられたと聞きます。
老舗ふぐ料理店、下関に本店を置く春帆楼の料理を楽しめる料亭「三宜楼茶寮(さんきろうさりょう)」として営業されることになりました。
建物は、使用中の部屋以外は無料で見学することが出来ます。

門には角松

利用したのは一つ前の冬。
当時の門司港の栄華の疑似体験をしてみるべく宴会利用です。
何より建物をじっくりと見て見たくて、建物の見学予約を入れました。
見学は17:00まで。
夜は予約利用。
16:00から見学し、そのまま宴会の予約。
数年前、通称 三宜楼坂から見上げただけの建物を本日体験出来るとあって興奮気味の私。
坂を上ると大きな石垣。
その上に、数寄屋造り三階建ての三宜楼。
堂々たる風格。
正月を前にして門松。

入口、女将が迎えに出てこられている

建物入口に着物の美女が迎えに出てくれました。
見惚れるほど妖艶で芸子さんかと思ったのですが、春帆楼本店から三宜楼茶寮へ来られた女将とか。
男性方はこの時点で建物から女将に視線の先が変わっていました。

玄関を上がった空間と廊下 (2)

女将にガイドをしていただいて、建物見学。
1階には展示室があり、当時の写真や使われていた用具や調度品の展示、各所に施された意匠の説明などがあります。
大きな料亭だと分かる滑車の荷物運搬用エレベーターや、3階部分を支える柱や梁。
下地窓や欄間の意匠が素晴らしいですね。部屋ごとに変化があり見応えがあります。図案の数も多く贅沢です。

館内の窓の意匠に注目

客を楽しませ、飽きさせない高度な技術。
2階には「百畳間」と呼ばれる、舞台まで入れて80畳という大広間があります。
3階の角部屋は「俳句の間」と呼ばれ、高浜虚子の俳句が飾ってありました。

三階のお部屋

擁壁を入れると4階の高さに位地する3階の窓からは、門司港の街を一望出来ます。

三宜楼からの門司港の街

建物の維持は大変なようで、直しても歪んでしまうところも見ました。
同じ3階の出光佐三さん贔屓の間は、改修に手が回らず未だ開かずの間。
全ての改修にはまだまだ費用がかかるようです。
歴史を感じる、昔の電話交換八番の名残のボックスの扉。

昔の電話交換八番の名残、電話は寄贈、一寸の「、」をとって、チョイの間、階段横が定位置

一番当時の料亭を感じたのは、各料亭にあったという階段横が定位置の「チョイの間」。
当時の料亭は、遊郭で働く女性と芸者さんを何人かづつか囲っていたそうで。
宴会の席で殿方が美しい女性と消えていく場所が、階段すぐ横の部屋、一寸(いっすん)の間。
寸の「、」をとってチョイの間と呼ばれたそう。
2畳の前室と6畳の小さな床の間のある階段すぐ横の部屋は、当時の料亭でそういうことに使われたんですって。
今は使われていないので開かずの間。
閉店後、親族の方がこの屋敷に一人で住んでいた時期もあり、収入を得るために部屋を間貸ししていた頃もあったとか。
ドアの上に部屋番号がそのままになってるのを見ました。
女将の説明、興味深く楽しめました。

そして三宜楼と言えば、二階の64畳と舞台の16畳にまたがる通称「百畳間」がシンボル的。
当時毎日のように宴が催され、ここで宴会を開くことは企業のステータス。
今宵は百畳間での宴会です。

通称 百畳間

メニューに、ふく会席と更に豪華な、ふくコースがあります。
(メニュー) https://www.shunpanro.com/location/sankirou/cuisine.html
ふく会席の真ん中をお願いしていました。
サービス料がないのは有難いですね。

◆ふく会席 10800円(税込)

・先付 春帆楼鯛わた

先付

・前菜 季節の五種盛

前菜

・御椀 ふぐ真丈清まし仕立て

御椀

ふく真丈清まし仕立て

・造り 三種盛り…鯛・鮪・ヒラス

三種盛り

・向付 とらふぐ薄造り(個人盛七寸皿)

向付

・焼物 牛肉のステーキ 茸ソース

焼物

・揚物 ふぐ唐揚げ

揚物

・鍋物 ふぐちり鍋(個人鍋)

鍋物

・蒸物 白子酒蒸し

蒸物

白子酒蒸し

・止肴 ふぐのたたき

止肴

・御飯 ふぐ雑炊 香の物

御飯

・水物 デザート

水物

ビールや、ふくひれ酒をいただきながら舌鼓。

エビスビール(中瓶) 702円(税込)

ふくひれ酒

ドリンクメニュー

価格だけのことはある内容で同席した方々は満足されていました。
長崎県にある春帆楼契約漁協から、良質の高級とらふぐ。
春帆楼は1888年(明治21年)、伊藤博文公がふぐ料理を食したのを契機にご禁制が解かれ、ふぐ料理公許第一号となった店。
薄造りは、個人盛七寸皿。
添えられた安岡葱は下関から直送。辛味はそうなく豊潤。
ぽん酢は契約農園で育てられた橙と無添加本醸造醤油と北海道産羅臼昆布・鹿児島枕崎産の厳選した鰹節の調合。
酢橘は河豚に絞らず、別皿に搾ってどうぞとのこと。
一人一枚あれば満足度高いですね。
出されたふぐ料理は、ふく真丈、薄造り、白子蒸し、唐揚げ、ちり鍋、たたき、雑炊。
様々にいただいて堪能しました。
水物は抹茶アイスと苺に蕨餅。
食後は焙じ茶をいただきながら、門司港の栄華時代を思い余韻に浸る。

食後はほうじ茶

建物、女将、料理と特別な時間が過ごせ、また同じような利用をしてみたいと思いました。
今回2階の大広間利用でしたが、1階に石庭に囲まれた和室が4部屋あります。
会食、接待、結納、顔合わせなどの用途に向いてます。
お昼はお手軽な食事もあるようです。

芸子 小りんさんの裾引き

解体の窮地から救われた歴史的建物。
ご利用の方はぜひ、建物見学のガイドをお願いして、当時の栄華を味わってみてください。

建物内から玄関を見て

入口手前の階段から

三宜楼茶寮 春帆楼



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Mr.インスタ映え!三代目が戸畑から地元を照らす◆照寿司

北九州市戸畑区菅原3-1-7、照寿司(てるずし)。
1964年創業の寿司店。三代目が展開するカウンター寿司が全世界から注目を浴びている。
仕入力とアイデアで今までにない寿司を提供する。
店主の強いキャラクターがインスタで話題。
完全予約制の2階の16席が主体(カウンター10席・個室6席)。貸切可。禁煙。
カウンターメニューは、おまかせ(つまみ+にぎり)のみ。20000円と25000円(税サ10%別)。
3階に宴会向きの60名入る広間あり。
屋号は創業者が娘の名前をつけたもの。三代目の母親で先代女将の名前。
鹿児島本線JR戸畑駅よりタクシー5分。カード可。
営業時間12:00~14:00(L.O.12:30)、17:30~22:00(L.O.20:30)。不定休。
ミシュラン2014福岡佐賀に1ブラッククーベールにて掲載あり。
カウンター専用予約電話090-9567-2202

「戸畑の照寿司に行こうよ」と家族を誘ってみる。
「何で?」と地元の人らしい返事が返る。
そう。
地元の人にとっての照寿司は一般的な寿司店で家族にとっては職場の人と宴会で行っていた店。
私が誘う理由がなぜかが分からないのです。地元の先入観。
そうこうしているうちに関東の方々から「行かないの?」とまで言われるように。
行ってきます!家族連行。

最初の訪問は雨の夜。
店前の夜宮交差点は濡れてアスファルト道路が光を映して。
照寿司のビルは屋上の「照寿司」のネオンが雨に滲む。

外観

1階は厨房。2階は鮨割烹。3階は大宴会場。
2階へ上がるエレベーター前に、赤い暖簾。
エレベーターの扉が開くと、次の赤い暖簾。
予約時間にまだカウンター席が空いて無くて、奥の部屋へと通されました。これが個室のようですね。

席が空くのを待つ

ドアの硝子部分に「YOKO」と書かれており、気になり聞きますと…
世界の四大歌劇場といわれるミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、ロイヤル・オペラハウス・コヴェント・ガーデンを主役で制覇するという偉業を成し遂げた唯一の日本人ソプラノ、北九州が生んだ世界のプリマ、故 渡辺葉子さんのお名前らしいです。
彼女は戸畑の出身で、こちらに来られていたんですね。
お茶をいただきながら、暫く待ちます。

カウンター席

カウンター席が空いて席に。吉野檜の一枚板のカウンター。
暖簾と同じ色のナフキンが折ってあります。BGMはジャズ。
カウンターの内側には、今、最先端の食に敏感な食通や一流の同業者にも注目されている寿司職人、渡邉貴義さん。
体格良い方で坊主頭で蝶ネクタイ。右腕にジャパン、左腕に家紋、胸に3代目のネーム。
目力のある笑顔が可愛い40歳。

ここで予期せぬ事態発生。
写真許可を貰って撮り始めるのですが、日頃は人が写らないように細心の注意を払います。
ですが、視線を感じて目線を上げると自慢食材を持ってドヤ顔を作って、三代目が待っているのです。

ポーズで待たれてると撮らないわけにはいきません。※カメラを持たない方にはこのサービスはありません(笑
と言うことで「人」とのセットで写真を撮り始めるのですが、これが難しい!
食材や寿司に焦点が合うと三代目の顔がボケる。
顔に焦点が合うと素晴らしい食材や寿司がボケる。
う~ん。
お手本にと雑誌ヴォーノの表紙を凝視したら、何と!顔に焦点を合わせてあり、鮨がボケてる(*゚ロ゚)
私は頑張って食材や寿司に焦点を合わせますよ(^^;

ブオーノの表紙、車海老がボケて店主の目に焦点が!!

コースは予約時に決まっていますので、ドリンクメニューを見せて貰います。
国産ワインが豊富で驚き!飲んでみたかったスパークリングワインがあり、その1本から飲み始め。

◆Aruga Branca Brilhante(アルガ ブランカ ブリリャンテ) 12000円

アルガ ブランカ ブリリャンテ(山梨) 12000円

山梨・勝沼酒造のスパークリングワイン。
日本固有の葡萄品種「甲州」を使用。
瓶内で葡萄をワインにして瓶内熟成、瓶内発酵。
きめ細かな泡、弾ける爽やかさと甲州の優しい味わい。

先ずは、国産スパークリングを1本

◆おまかせ 20000円(税サ10%別)

九州・山陰の旬にこだわった食材の中からその日一番のものを、三代目自ら選び抜いてるとか。
生産者の所まで行き、足と人間性で一番を手に入れる激動の仕入れ。
船上放血神経締めされた魚を、独自の寝かせで最大にポテンシャルを引き出すなどの特徴あり。
鮪は築地一番のものを。
三代目の地道な行動で仕入れてきた食材が惜しみなく披露されているイメージ。

<つまみ>

・豊前の一粒牡蠣…一晩塩抜きした牡蠣の味が濃厚。

豊前の一粒牡蠣

・渡り蟹と雲丹…目の前で身をほぐされる蟹。甲羅返しの器が印象的。

立派な渡り蟹!

甲羅返しの器で、渡り蟹と志賀島の雲丹

・仙崎の日戻り鰹…その日に釣った鰹をその日に。玉葱のソースでサラダ的。

仙崎の日戻り鰹

・縞鯵とクエ…2週間寝かした縞鯵、クエも寝かせで。醤油と、塩、山葵も好みで。

2週間寝かせた2kgの縞鯵と26kgのクエ

・大間の天然本鮪…築地一番と言われる大善の鮪!189kgの本鮪、kg40000円とか。

189kgの鮪、kgあたり45000円

築地で一番の大間の鮪

・鰻バーガー…シャリを挟んだ鰻を海苔で挟んだ、天然鰻のバーガー!

 鰻ハンターが捉えた鰻を1階の厨房にて備長炭だ焼く。ザクザクと焼きたての鰻が目の前でカットされる。

これが噂の天然鰻の…!!

 海苔も香り高い有明産の一番摘み。

ゴクリ。美味しそう…

鰻バーガー!!

 これは他にない新しい料理。三代目が考案したもの。

<にぎり>

指拭き

塩と醤油が手元に

ガリ

シャリの色の濃さが深い。佐賀産の一級米を硬めに炊き、大川の粕酢(酒粕を三年寝かして醸造)で仕立てたシャリ。
弾力を感じるシャリは大きなネタとのバランスが良い。美味しい食材で、お腹一杯になるコース。
基本、手から手へのスタイル。
鮨は仕事がしてありそのままいただく。そのまま口へが一番旨い。
趣味なので写真を撮るものの、その時間が惜しい。

・車海老

車海老!!

・赤貝

赤貝!!

・槍烏賊

槍烏賊!!

・ミル貝

ミル貝!!

・大トロ2貫

鮪2貫!!

・中トロ…三代目の眼力に負けて写真なし。

お弟子さんが見せてくれた

・〆鯖

鯖!!

・牡丹海老

牡丹海老!!

・鯵

鯵!!

・鰯

鰯!!

・照きゅう…ヒモきゅう。

照きゅう!!

・留め椀…渡り蟹の出汁の味噌汁。具はなく旨味を味わいます。

椀

蟹出汁の味噌汁

・玉子…帆立と車海老のすり身をたっぷり使った全力の玉子焼き。ふんわり甘く温かい。

玉!!

・蜜林檎…長野県産蜜入り林檎、こみつ。

蜜林檎!!

泡1本では済まず、白ワインもいただきました。
ワインは、照寿司の旬のこだわりに合うものを給仕長の小松幸二さんがセレクト。

◆菊香シャルドネ(熊本) せせらぎ (グラス) 1000円(税サ10%別)
熊本県北部、山鹿市菊鹿町で栽培されたシャルドネ種を100%使用。
樽を使わずに発酵熟成。加熱処理を行わず瓶詰め。軽快な酸味と余韻の残る果実味。

菊香シャルドネ せせらぎ(熊本)

日本酒もメニューがあります。
載ってないものもあり、聞いて出して貰うことも可。

・鍋島(佐賀) 愛山 (グラス) 1800円(税サ10%別)

鍋島(佐賀) 愛山 グラス 1800円

・鍋島(佐賀) 雫搾り大吟醸(グラス) 2200円(税サ10%別)

開けて貰います…

よく食べて飲みました。いやぁ美味しかった。
地元より、関東方面で有名になってしまった照寿司。
時代を上手く使われていて「俺」主張のドヤに見えますが、真面目で真摯。
この体当たり的旨さは、食体感すべき(^^
他の話ばっかりしてましたが、もっと食材の話聞いておけば良かったなぁ…
江戸前の洗練や粋とは違うのですが、三代目が言われているようにここでしか出来ない鮨。

満腹でエレベーターに乗り、1階で扉が開くと、先ほども暖簾前で送ってくれたのに下まで!びっくり!
三代目と給仕長が階段ダッシュで下に送りに来られていました。
ご馳走さま!

お茶をいただく

よく飲みますので酒代が乗り一人35000円ほど。
家族からは誘ってくれたタイミングで早く来れば良かった!との発言。
2時間半は時間をとって、ゆっくり味わいたいですね。
食材は申し分なくパフォーマンスは過剰と捉えられがちで賛否ありますが、素晴らしい戦略だと思いますよ。
先代は江戸前。その技術を学んだ三代目ですが、本場には勝てない。
戸畑で同じことをしても勝負にならない。
自分にしかできない表現で照寿司だけで味わえる寿司をとのこと。
純度の高い先代からの変革は、三代目にしか出来ない仕入れから。
食して実感。
ホームページには以下のメッセージ。

最高の状態に仕上げたネタを目の前でにぎり、お召し上がりいただく。
「魅せる」ことも、おもてなしのひとつと考えます。

インスタを見て世界からの人がこちらの店を訪れています。
ドバイだったり、スウェーデンだったり、韓国のBIGBANGが訪れた日は、本人たちのインスタアップで店周辺に200名くらいのファンが集まったとか…
昨年11月末の放送の、かりそめ天国の渡部建おすすめ握り寿司の店はどこ?
http://walkinglabs.com/archives/3027
放送の中で、彼の昨年一番はこちらの鰻バーガーだったようですね。

北九州の小倉には、日本全国から人を呼べる天寿し京町店があります。
更にマイナーな北九州の戸畑に全世界から人を呼べる店、照寿司が情報として広がりをみせています。
今、この2軒に訪問するのを、食通の間で天照らすルート(天寿し京町店・照寿司)と言うとか言わないとか。
地元の北九州にスポットが当たるのはとても嬉しいです(^^
頑張ってくださいね。応援してます。

一階入口の暖簾

照寿司



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世界遺産の新原・奴山古墳群と、タルトさんの虹色バウム◆アラペイザンヌ 福津店

福岡県福津市勝浦4631、アラペイザンヌ 福津店
バームクーヘンをメインとした、焼き菓子の店。
販売される菓子は、全て店内の工房での手作り。
良質な素材を使った素朴で甘い、本物の菓子作りをされる。
本店は、福岡県遠賀郡のアラペイザンヌ 遠賀店。
福津店は2017年2月3日オープン。
営業時間9:00~18:00。
定休、水曜・第2火曜日。駐車場あり。販売のみ。
ネット販売あり。(アラペイザンヌHP) http://www.alapaysanne.com/

外観(オープン時)

今年7月に「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群が世界遺産登録となりました。内陸では、宗像市の宗像大社辺津宮(むなかたたいしゃへつみや)と、福津市の新原・奴山古墳群(しんばる・ぬやまこふんぐん)が関連遺産として登録されました。
宗像大社辺津宮は参拝する機会もありましたが、新原・奴山古墳群は県道495号線からも分かる場所にあるものの、歩いてみたことはなく、この日は散策してみようと向かってみました。

その前に。
すぐそばのアラペイザンヌ 福津店へ。
店は福津海岸の白石浜のすぐ近くですが、内陸側には新原・奴山古墳群という位置関係です。

店舗入口

焼き菓子の数も増え、行くたびに新商品と出会えるのが楽しみ。
この日、レジまわりに量り売りのミニパンオショコラ、アップルデニッシュ、サワーチェリーデニッシュ、ミニクロワッサンの量り売りが。

レジ回りにお楽しみ商品

店内

メインのバウムクーヘンが5種並んでいます。
普通サイズが1050円(税別)~
プレーン…レモン風味の人気NO.1。
いちごあまおう…福岡県産あまおうを使用した福津店限定商品。
チョコレート…フランス産バローナのビターチョコを使用し濃厚に仕上げた逸品。
抹茶…本物の抹茶をふんだんに使用しているゆえ、変色しないようアルミの袋に入った商品。
むらさき芋…色鮮やかな、むらさき芋を使用した赤いバウムクーヘン。
全てフォンダン(砂糖衣)掛けされています。
期間限定品のバウムがあり、それも楽しみ。
この日は小サイズのバナナバウムクーヘン600円(税別)をゲット!

バナナバウムクーヘン 600円(税別)

これ大好きなんです。それは家族もらしく、家ではほとんど食べられてしまいました(*゚ロ゚)
アラペイザンヌのバウムクーヘンは種類の多さと、しっとりとした柔らかさが特徴。
風味の良さも際立ちます。

他の焼き菓子も色々と。
アーモンドクッキー、エンガディーヌ、マドレーヌ、サレフロマージュ、ココナッツロッシェ、フィナンシェ。
冷蔵商品で、生チョコレート。スティックチーズケーキもありました。
ん!
福津店のバウムクーヘン5種がラスクでも販売されています!

バウムクーヘンラスク 1個 150円(税別)

バウムクーヘンラスク 1個 150円(税別)
個装で1個から購入出来ますが、5種プラス好きな種類をあと2個選んでギフトボックスにも。
可愛らしいボックスで購入しました。

ラスクギフトセット(7個入り・箱代含む) 1300円(税別)

箱を開けて

並べてみて

ラスクなのでサックリ食感ですが、もととなるバウムクーヘンが柔らかくきめ細かいのでラスクも特徴を引き継いでます。
びっくりするくらい口どけの良いラスク。
日持ちもしますし、次は贈答に!
奥様が出産の為ご実家へ戻られているタイミングでの訪問。
ラッピングもされて慌ただしくされている店長タルトさん。
お子さんの誕生、楽しみですね。
焼き菓子は確実にレベル上ってます。

レジ回りにお楽しみ商品

うさぎさんの前に焼き菓子の買い物かご

焼き菓子とチョコレートを買って、新原・奴山古墳群展望所へ。
小高い場所から新原・奴山古墳群が見渡せ、駐車場にもなってます。

新原・奴山古墳群展望所

プレハブに常駐のガイドさんが居て、観光客が訪れるたびに説明。

説明を聞いています

展望所からは古墳群が一望出来ます

海を越えた交流に従事し、沖ノ島祭祀を担った古代豪族の宗像氏が、5世紀~6世紀にかけて築いた古墳群。
かつての入海に面した台地上に前方後円墳5基、円墳35基、方墳1基の計41基が良好な状態で残されています。
展望所からは大島、沖ノ島、朝鮮半島へと続く海を一望出来ます。

正面の島は大島、大島の49km先に沖ノ島

展望所からの景観

展望所からの景観 (2)

展望所を離れて徒歩散策。

新原・奴山(しんばる・ぬやま)古墳群

22号墳。

22号墳

24号墳。

24号墳

新原・奴山古墳群は、沖ノ島に対する信仰を支える宗像氏の存在を証明する遺産です。

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創業172年・北九州の地酒「天心」の蔵元◆溝上酒造

北九州市八幡東区景勝町1-10、溝上酒造(株)。
1844年(弘化元年)創業。
北九州の地酒「天心」を代表とする日本酒の蔵元。
河内貯水池に向かう途中に位置。
西鉄・勝山バス停徒歩3分、JR八幡駅から車で10分。
営業時間8:30~19:00。 定休、日曜・祝日。駐車場あり(蔵開き時は臨時P開放)。
(HP) http://www.sake-tenshin.co.jp/index.shtml

外観

北九州市には、2つの酒蔵と1つのビール醸造所があります。
この3つの醸造所↓は協力し合って北九州の酒を広めるべく活動されています。
http://www.3jyouzoushi.com/

溝上酒造で角打ちのように一杯飲みが出来ると聞き、登録が出来そうなので蔵まで出かけてきました(^^
蔵の場所は、北九州の中でも自然豊かな皿倉山の麓。
向かうとなると街から郊外へ。更に山手へ。
山の麓に住宅地がある八幡東区景勝町。脇道へ入ります。

この先です

見えた。赤い建物。そして蔵の売店。お身内の方で運営されてます。

外観 (2)

外観 (4)

中に入ると大きな冷蔵庫があり、要冷蔵酒がそこに。その中に店で飲ませていただけるお酒も。
カウンターがあり、立飲み空間になってます。
乾きもののつまみが2種類のみあり、シンプルな立飲みです。
酒屋なら角打ちですが、ここは蔵の売店。蔵飲み。この日は1種類。生酒でした。
常連の近所の男性が一言。
「生が一番よ」

◆しぼりたて生酒 180ml 300円(税込)

しぼりたて生酒 300円

季節の酒です。地元の国産米、米麹、醸造アルコール。 精米歩合65%。
アルコール分18度。日本酒度±0。酸度1.5。 おすすめの飲み方は冷酒・常温。
ワンカップの空瓶で縁ギリギリまで。
ちょうど180ml、一合ですね。やはり安い!満足量。
ここで立飲み出来るのは1種でしたが、購入したい日本酒の試飲はさせて貰いました(^^
缶チューハイと発泡酒は売られていました。それらをチェーサーに。

◆つまみ 76円(税込)

かわはぎロール 76円

かわはぎロール 76円。皿代わりの紙一枚。
角打ちエリアではごくごく普通の事です。

おつまみ

常連さんと楽しく話していると、お豆腐売りのお婆ちゃまが車で。店に入って来られました。
時代が時代ならリアカーでしょうね。車で近所に売り歩いておられるよう。
偶然居合わせた縁、お店が迷惑でなかったようなので買いました。
箸は豆腐屋さんに貰い、醤油は店に出していただいて。恐縮。

訪問販売の豆腐を居合わせて購入

河内の寄席豆腐、中村商店(食べログ登録ありません)の手作り豆腐。美味しかったですよ。
ご近所常連さんは、ウチはずっとここの豆腐。とおっしゃってました(^^
水が良いですもの、日本酒も豆腐も美味しいですよね。

店内

店内 (2)

カウンター前

溝上酒造。
創業当時は大分県中津市で、天空に舞う鶴を吉兆とし「鶴天心」を銘柄とされていたそうです。
1931年(昭和6年)、北九州市八幡の皿倉山の麓に、酒造りの命、清らかな湧き水を発見。
気温の低い谷間という自然環境も寒造りに適していることから、この地に酒蔵を移すことに。

周辺環境

同時に銘柄も「天心」へ。
以来、現在に至り、北九州の地酒「天心」の銘柄で親しまれています。
地元で収穫される米と皿倉山の清らかな湧き水から生まれる上質な日本酒。
蔵の代表銘柄「天心」は、新鮮な果実を思わせる豊かな香りとまろやかな口当たり。
2月の蔵開きは、地方ニュースでその模様が放送されます。
日常は静かな場所ですが、蔵開きは楽しみにされてる方も多く大変混雑してます。
北九州で「天心」を見かけられたら地元の蔵の酒ですので、ぜひお試しください(^^

外観 (3)

溝上酒造



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博多屋台文化はどう変化して行くのか◆須崎屋台 かじしか

福岡市博多区奈良屋町5-14、須崎屋台 かじしか
全国各地からファンが訪れ、観光資源といえる存在で、予約必須の人気の屋台。
2016年秋、福岡市が行った屋台公募で、屋台本来の実力を度外視され、書類審査と面接にて落選。
2017年3月末で市の営業許可が取り消しとなり、多くのファンに惜しまれるなかで閉店。
その後、2017年4月25日に移転オープンされたのがこちらの店舗。
30席ほど(屋台11席、カウンター10席、座敷10席くらい)。
営業時間18:00~24:00。定休、日曜。
(※注意)予約電話先は固定電話となりました[予約電話番号 092-710-6739]

外観

また一からとなった、新店舗の「かじしか」。
屋台の時とイメージを損なわない同じデザインの暖簾。隣はコインパーキング。

隣接コインパーキング

入口

沢山の提灯に支持する方々の思いが詰まってます。
店内に入ると屋台コーナー。今までのような屋台利用気分に浸れる席。
奥にカウンター席。奥に座敷が設けられています。この日、BGMは昭和歌謡。

店内

お座敷が出来ました

「トイレにも拘ったんですよ!」
大将のはみかみ笑顔は相変わらず可愛い女子!
でも、諸問題を乗り越え進んでいく強さは、背中から感じます(^^
大将だけど、女将と呼びたくなっちゃう。
以前は屋台だったのでトイレはなく、近くのホテルと提携されていましたが、今回は店内(^^
中には今までの取材記事や、漫画に掲載されたものなど、カッコイイ感じで掲示されてましたよ。
店舗利用される方、見て差し上げて下さいね。

電話で予約をしており席は確保出来ていました。
どのブースでも大丈夫とのことで、カウンターを利用しました。
食いしん坊なので、食材の見えるカウンターが好きなんです…
屋台の時から増えたのは、鮮魚介メニュー。
店舗なので衛生法にひっかからず、当り前に美味しい鮮魚が食べられるようになりました。

新店舗でお目見えの鮮魚介ケース

屋台時代と変わぬ串ものケース

メニューは屋台時代に+α。

メニュー

メニュー (2)

飲み物メニュー

飲み物メニュー①

飲み物メニュー②

飲み物メニュー③

飲み物メニュー④

飲み物メニュー最後のページ

お祝いにシャンパンを1本空けて、好きなものをたっぷりいただきます!

・テタンジェ ブリュットレゼルブ(ボトル) 9000円

テタンジェ ブリュットレゼルヴ 9000円(ボトル)

カウンター席

お通しのアキレスポン酢。

お通し(アキレスポン酢)

<旬魚介>ページメニューから

・ごまさば 780円

さばごま 780円

・天然かんぱち 680円

天然かんぱち 680円

・和牛 白センマイ刺 800円

和牛白センマイ刺 800円

・糸島野菜天盛 800円

糸島野菜天盛 800円

<串・肉>ページメニューから

・博多のネギ巻 250円

博多のネギ巻 250円

・トマト巻 200円

トマト巻 200円

・ぶどう巻 200円

ぶどう巻 200円

・博多和牛ゲタ 350円

博多和牛ゲタ 350円

・大将のトン足 650円

大将のトン足 650円

・スウィートコーン 600円

スウィートコーン(生) 600円

・ラーメン 480円

ラーメン 480円

麺

<飲み物>メニューから

・琥珀エビス 550円

琥珀エビス(樽生) 550円

・まるごとレモンサワー 550円

まるごとレモンサワー 550円

・おかわりサワー 300円

おかわりサワー 300円

・デュワーズハイボール 450円

デュワーズハイボール 450円

・日本酒 博多の森 超辛口純米酒(燗) 700円

博多の森 超辛口純米酒 700円

説明はメニューに書いてあるので割愛します。
大将、小大将の笑顔を見ると、ちょっとホッとします。
屋台時代からのスタッフさんに、板さんが二人、他に初めて見た方が二人。
席数が増え、メニューが増え、スタッフさんも増え、活気は増していました。

屋台土台の看板、店内にありました

それでもあの狭い席で肩を寄せ合い育んだ人情はそのまま。
小大将は、座敷の相席でお客の紹介をし、カウンター席でも屋台席でも同じように紹介し、お一人様も一人ではなくなってしまいます。
小大将、あちらへこちらへ。
三倍忙しくなられましたね(^^

小大将・大将、共に頑張っておられましたよ

お腹一杯です。
美味しかった―!
屋台時代の常連客はまたこちらにも通って来られるでしょうね。
愛と情がある店ですから。
ご馳走さま。また予約しますね(^^

外観 (2)

須崎屋台かじしか



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