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07.21
東京都千代田区大手町1-5-6、アマン東京
世界に展開するアマンの27軒目、日本では初のホテル。
2014年12月に開業、アマン初の都市型ホテル。
JR東京駅徒歩5分。地上38階の高層複合ビル大手町タワーの33~38階、最上層6フロアに位置。
外苑・新宿副都心の高層ビル群、晴れた日には富士山など、窓辺に広がる美しい都心の風景を眺めながら寛げるところが魅力。
ミシュラン2016東京、5レッドパビリオン獲得。
客室52、スイート32室。レストラン2。サービス料13%。
シングル97200円~
チェックイン15:00~29:00、チェックアウト12:00。

エントランス (2)

東京駅から徒歩5分。都心での森の再生を目指した3600㎡の「大手町の森」
木々と草花は、そのために育成し移植されたもの。植物81種56000本で構成されているという。
四季の移ろいを感じられる森のコンセプトは、アマン東京のインテリアやスパのアロマオイルにも反映されています。
エントランスに辿り着く前に、すでにアマン流のおもてなしが始まっていました。
近年は本当に増えましたね。こちらも高層ビルの高層階のみがホテルになっています。
1階のエントランスホールではスタッフさんの完璧な出迎え。
専用エレベーターで33階のガーデンレセプションへ。
エレベーターを降りるとフロントデスク前を通るようになっており、障子をモチーフにした高い天井のガーデンラウンジでチェックイン。

33階ホテルロビー (2)

見上げる高さ約30m。障子を思わせる格子の吹き抜けからの明かりが柔らかい。
ロビー、レストラン、ラウンジの中心に石庭。フロアが一つの空間として繋がる。
琴の生演奏をBGMにチェックイン。
その際に、おしぼりとショットグラス。添えられた説明に「青梅」とタイトル。

チェックイン

「日本の伝統食材である梅は古来から体に良いとされ、血液の循環の改善や疲労回復といった効果があります。
国産の青梅と大葉を緑茶とブレンドし、さっぱりとしたドリンクに仕上げました」

案内されて部屋へ向かいます。
ガーデンラウンジを通り抜け、客室用の専用エレベーターへ。
部屋番号とフロア階が一致しないので、エレベーターの階表示は部屋番号がされています。
37階、客室302。ドア開口は大きく観音開きにすることが可。
室内に入ると靴を脱ぐようになっており、旅館のよう。

客室302 (2)

ホテルで靴を脱いでスリッパに履き替えるのとちがう、素足でいられる解放感がある。
スリッパを利用せず素足で過ごすと木製のフローリングが心地いい。
部屋と洗面・浴室との境は開け放てる障子風引戸。

客室と洗面の間

あ、これはいい。
洗面と浴室の床の石調タイルは床暖房で温かく、2月のことでしたので体が心底リラックス。
夏は足元がひんやりと心地いいことでしょう。

客室302 (4)

部屋・風呂ともに窓側は一段下がっており、東京の景観がより広がりを持ちます。
全室がビューバス。

浴室

入浴ガイド

部屋の窓際には、縁側を模したデイベッド。
機能性を兼ね備えた優美な設えです。

客室302

リビングテーブルの上に、美味しいと話題のチョコレートとメッセージ。

ウェルカムスイーツ

ルームバーの冷蔵庫内、野菜ジュースとアルコールは有料。ソフトドリンクは無料。
部屋のカップはナルミ。
少しゆっくりしてから、外へと出かけました。

・・・

部屋に戻ると、赤ワインのボトルとチョコレートプレートとメッセージが。
ゲストアシスタント3名の方からの手書きのお祝い!
チェックインの時に生年月日を書き込むようになっていたのですが、この月は家族の誕生月。
その月というだけで。

部屋に戻ると誕生日のお祝いが!

赤ワインは、シャトー・ラ・カルドンヌ2012。
外で飲んできたのですが、またこの1本を空けることに!
アマンとゲストアシスタントさんに感謝。

出かける前から戻ってきたときの変化。
就寝用にベッド周辺の片付け。
氷の準備。
ベッドの上にも洒落たメッセージ。
浴室に柚子湯の準備。

柚子湯

暗くなって気づく、浴槽縁の照明。
キャンドルのように1/fゆらぎの灯り。
景観も煌めく東京の夜景を眺められるビューバス。気になる方はスクリーンを下ろせます。
柚子だけでなく、最初からピンク岩塩の入浴剤がありました。
桧の椅子と桶。浴槽から洗い場を挟んでシャワーがあります。レインシャワーとセットで。
アマンなの?と思ってしまう、深い浴槽に喜びを感じる日本人の私。
温泉ではなくとも香りある湯。快適!
シャンプー、バスソルト、ボディークリームなどのアメニティは全て森林をイメージする檜の香り。

外の灯りが綺麗な時間の浴室

・・・

夜景を見ながら眠り、白々と明けるころに目を覚ます。
朝食は部屋でいただくことにしました。
インルームダイニングは24時間。
家族は和食が食べたいとのことで、違うものが見たいので私は洋食に。

インルームダイニング 朝食

◆アメリカンブレックファースト 4200円(サ13%別)
・本日の野菜ジュースショット
<選べるジュース>
・オレンジ ◎グレープフルーツ マンゴー アップル クランベリー
・フルーツ盛り合わせ
・ヨーグルトとフルーツのコンポート
<選べる卵料理>
・目玉焼き ポーチドエッグ スクランブルエッグ 
 又は
・オムレツ ◎ホワイトオムレツ
 ◎法蓮草 ◎キノコ ◎オニオン パプリカ ゴーダチーズ ハム
 又は
・エッグベネディクト
 茸のラグー 法蓮草のソテーとカナディアンベーコン オランデーズソース
<好みのサイドミートを3ピース>
◎クリスピーベーコン ブラックペッパーベーコン カナディアンベーコン
◎ポークソーセージ ◎チキンソーセージ ポークハム
・本日の3種類ブレッドバスケット バターとジャム2種 蜂蜜
・◎コーヒー又は紅茶

アメリカンブレックファースト

◆和朝食 4200円(サ13%別)
・旬野菜の小鉢 酢の物
・出汁巻き卵と大根卸し
・季節の焼魚 季節の強肴
・長野県木島平村産コシヒカの◎白米又は御粥
・味噌汁 漬物
・果物
・◎緑茶又は焙茶

ご飯を装い、椀の蓋を取って

選択できるものは◎を選択しました。
スタッフさんが時間をかけてセッティングして行きました。
麻のナフキンが印象的。
アメリカンブレックファーストですが、グレープフルーツジュースはピングレ。フレッシュで果肉感あり。
コーヒーは部屋に運ばれてきたものですが、淹れたてなのが分かります。ポットサービス。
3種のパンは、おまかせだと焼き上がりの状況から用意するとのことで写真のもの。
オムレツは、バターの良い香り。厚みがあり、少し冷えてもフワフワ。
この環境でしたので、午前中もゆっくりと部屋で過ごしました。

チェックアウトは来た時と同じく33階のフロントデスクで。
記念にとアマンのロゴが入った合皮のネームタグを貰いました。
見てみると私の名前。
家族の顔を見て「ごめんね、私が予約したから私のだったね」
会話を聞き逃さなかったフロントデスクの女性スタッフさんが「5分お待ちいただけますか」
と家族の分も作ってくれました。

33階ホテルロビー

アクセスも良いですし、ホスピタリティ溢れる丁重なサービス。
この価格です。高いサービスは当り前といえばそれまでですが、良いものはいい。快適でした。
リゾートホテル界最高級のホテルチェーン、アマン。
1988年、タイのプーケット島にオープンしたアマンプリから始まり、以来瞬く間に世界中のセレブリティたちを魅了。
アマンリゾーツに泊まる為だけに旅行するアマンジャンキーが居るのもアマンならでは。
世界各地の地域の自然や環境と寄り添ったアマン。
大都市の中心でも、その土地の環境や自然を大切にし伝統文化の継承を尊ぶ姿勢は同じ。
アマン世界初の都市型ホテルとなるアマン東京を手がけたのは、アマンの主要デザイナーの一人ケリー・ヒル氏。
彼自身は6軒目となるアマン。
日本の伝統の意匠にモダンなエッセンスを融合させた空間。
日本庭園をイメージしたガーデンレセプションや、さりげなく置かれた美術品至るまで見ておきたいものです。
世界のアマンを利用されている方には目新しい都市型アマンとなっているのではないでしょうか。



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06.14
山梨県南都留郡富士河口湖町船津1525-1、御食事処 きじ亭
全国でも珍しい雉料理のいただける食事処。
ほうとう鍋と雉料理が主なメニュー。
富士急行河口湖駅 徒歩11分。
100席。店前に駐車場10台。
営業時間11:30~14:30。夜は予約のみの営業。不定休。

外観

雉(キジ)が食べられるお店とのことで、長いこと行きたいと思っていました。
道中の車窓も楽しめるし…行ってみようと思い立ち、東京に来ている流れで向かってみました。
新宿から「JR特急かいじ」で大月へ。

大月から富士山ビュー特急で

大月から富士急行「富士山ビュー」で、河口湖へ。
富士山に一番近い鉄道、富士山ビューの車両がとてもお洒落。45分の列車の旅。

富士山ビュー特急内

河口湖に到着。

河口湖駅到着

車窓でもでしたが、河口湖のホームからも富士山が見えます。
晴れていても雲のかかりやすい富士山。
この日の朝、東京では綺麗に見えていたのにそばに来ると雲に隠れて、ちょっと残念!

河口湖駅ホームからの富士山…見えませんでしたが、カラーコーンが富士山(^^

観光客が国内外から。河口湖の駅前バス停は混んでいます。
お店は駅から徒歩で行ける距離。
晴れてるし、散歩がてら歩きました。10分ほど街の様子を見ながら歩きます。

河口湖駅

街中 (4)

街中

店へ到着。
お店の前は砕石の駐車場。ここからも富士山が見えます。
店は郷土料理店らしい佇まい。

入口

店内に入っても同じく雰囲気は変わりません。富士山は見えなくなります。
雉のはく製があったり、大きな切り株のテーブルがあったり。年季を感じるディスプレイ。

店内 (2)

店内 (3)

こちらには雉の雄の剥製…

視線を感じて…!剥製でした。雌の雉

お店の方は、店の奥まで行かないといらっしゃらず、厨房も帳場も奥の方でした。
障子で仕切られた日の当たる座敷席を勧められました。
テーブルがずらりと並んでいます。

客席

その一つのテーブルを利用。

こちらのテーブルを利用

テーブルに1冊づつ、見開きのメニュー。

メニュー

メニュー (2)

お茶が出されます。店内のBGMはラジオ。
刺身は食べたいと思っていましたが、それと山梨なので、ほうとうを。

お茶とサービスの漬物。

席

漬物のサービス

◆きじ刺身 1300円(税別)

刺身は二段に重なってます

雉の笹身です。
一羽から2人分しか取れないという高級珍味。
淡泊で上品な味。火が通るとパツつきがちな部位ですが、生ならではのしっとり感。
新鮮なツマと。好みで山葵と薄口の醤油を少しつけて。

◆きじ酒 一合 800円(税別)

きじ酒 一合 800円(税別)

このお店ならではのお酒をと思って。
河豚のヒレ酒の、雉バージョンのようなものです。
雉の身を炙り焼いたものが1つ燗酒の中に入っています。

きじ酒の中…

ヒレ酒よりお得だと思うのは、中の雉の身は食べられます(^^
サービスの自家製沢庵が一緒に出されました。

◆きじほうとう鍋 1600円(税別)

鍋の用意

山梨県を中心とした地域で作られる郷土料理ほうとう。
農林水産省が、農山漁村の郷土料理百選の1つに選んだ各地に伝わるふるさとの味。
鍋は厨房で炊いて仕上がったものを、卓上の焜炉にのせ煮込まれました。
鍋の味は、料理長が厳選した自家製ブレンドの白味噌味。

きじほうとう鍋 1600円(税別)

中身は、手打ち麺、じゃが芋、南瓜、雉肉、白菜、椎茸、しめじ、人参、アゲなど。
こちらの麺は硬めだそうで、好きな柔らかさまで煮込んでどうぞとのこと。
自家製手打ちの麺は、ほうとうらしい小麦粉を練りざっくり切ったもの。

不揃いさが、ほうとうらしい

茹でないため独特の風味と食感。九州のだご汁や、ほうとうを彷彿させます。
雉肉は皮はついてない胸身など、淡泊な味わい。脂の多い部位は焼くほうへまわすのでしょうね。
ほうとう鍋には七味が合うだろうなと思いつつ、置かれていた一味を一振り。
あら、中身は七味!(笑
食べ終わった頃には、体がほかほか。

平日の昼間、店内には私を含め3組の日本人客。
メニューは日本語だけですが、化粧室には中国語の説明。
英語表記は見ませんでしたが、日常的に外国人も多そうです。
接客は素朴でしたが、雰囲気に合ったもの。
食べてみたかった雉を食して、満足でした。

店内 (2)



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05.06
千葉県船橋市本町4-5-18、大衆酒場 増やま
JR船橋駅南口徒歩3分。船橋駅南口の繁華街が広がる一角に店舗。
昼から営業の大衆酒場で、2015年2月26日オープン。
店名は子どもの頃通った駄菓子屋からとか。
営業時間14:00〜23:00(L.O.22:30)、日・祝14:00~21:30(L.O.21:00)。
16席。喫煙可。駐車場なし。

朝のニュースで、買って住みたい街1位「船橋」と報じられていた、その日の午後。
私は、船橋に居ました。

船橋駅

某住宅情報サイトが、問い合わせの多かった首都圏の駅名を集計したところ、JR総武線や東武野田線が乗り入れる船橋が1位。
多くの通勤・通学客に利用されている千葉県内のターミナル駅ですが、首都圏で都心から近郊に位置するエリア以外の駅が1位となったのはここ3年で初めてなのだそうで。
2位は、目黒、以下、浦和、戸塚、柏、流山おおたかの森、津田沼。
近年、都内を中心に物件価格が上昇したため、都内へのダイレクトアクセスが可能で、交通利便性が確保された近郊エリアの順位が上昇したものと考えられると分析されています。
因みに、借りて住みたい街になると、池袋がトップ。2位は三軒茶屋、以下、武蔵小杉、川崎、中野、高円寺、恵比寿。

そんな船橋の大衆酒場が、昼から営業していると聞いて向かってみました。
総武線・船橋駅南口から徒歩で。
船橋駅南口の繁華街が広がる一角から一本脇道に入った路地。

前の通り

開店時間前30分に到着してしまい、近隣を散策。
飲食店は多く、昼から営業している店もあれば夕方から営業の店もあり。
お洒落カフェから、バル・大衆酒場まで。
夜の街の賑わいを想像しつつ15分前に店の前に戻ります。

外観

次第に後ろに人が並び気付けば行列の先頭。
開店時には8人並んでました。
開店と同時に、店に吸い込まれていく行列。
店内はコの字のカウンター席。
16席はその後あっと言う間に埋まってしまいます。
カウンターの中央でオーダーを取り、奥の厨房へ伝えて料理が出てきます。
価格は税別。

店内 (2)

◆生ビール 300円

生ビール 300円

先ずは生。この価格は嬉しい。
キリン一番搾り生です。
ペーパーおしぼりと裸の割り箸を一緒に受け取って。

◆煮込み 300円

煮込み 300円

気になって貰った一品。牛内臓の煮込みですが、濃いめの味付け。
これだけで何杯も飲めてしまいます。刻み葱と練辛子がたっぷりついて。
とっても立派なハチノスです。

◆イワシフライ 150円

イワシフライ 150円

小さなバットに1つのって。レモンスライスと、こちらも練辛子つき。
このコスパは嬉しいですね。
おつまみが安い!

◆梅割り 260円

キンミヤストレートに、梅シロップ入ります

キンミヤ焼酎ストレートに、梅のシロップ少し。

梅割り 260円

都内ではよく見かけるキンミヤ焼酎。船橋では珍しいのではないでしょうか。
無理言って仕入れているというキンミヤを、この店から広めて行きたいとの店主の思いから。
ボトル1200円ですよ。
距離を考えずに、思わずキープしたくなります。

◆ちくわぶ 250円

ちくわぶ 250円

九州ではお目にかかれない、おでんの具。
おでんから、ちくわぶ1つだけ頼んでみました。
独特の食感。特に好きでは無いですが何だか食べたくなっちゃう(笑
カットされて小皿で。練辛子が添えられて。

壁一面に短冊が並ぶメニューは圧巻。

ドリンクメニュー

店内

壁いっぱいにメニュー

90~100点くらいあるのじゃないでしょうか。そして安い。
大衆居酒屋を愛する店主の信条は、毎日通える価格である事。料理を早く出せる事。一人でも入れる事。
船橋の大衆酒場は良心的という印象が強く残ります。
客層は女性も2~3割混ざっていて、立ち寄りやすさを感じます。
しかし、午後の早い時間に楽しそうにされてる皆さん、何のお仕事なんでしょう(^^
平日休みの私はそう思いながら、平和な日本で昼酒を。
知らない街の酒場にて楽しんでおります。

入口

店主の村田さんが開業前に5年間修業したという、船橋の大衆酒場として古くから愛される一平。
そちらにも、この後に行ってみました。
新しいにもかかわらず、雰囲気のある増やま。好みにハマりました。
また寄りたいなぁと思うのですが、中々とリピートは難しい距離の九州人の私です。



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05.05
茨城県水戸市泉町2-2-40、郷土料理 山翠(さんすい)。
鮟鱇(あんこう)料理や、奥久慈しゃも料理がいただける、郷土料理の老舗。
JR水戸駅北口から車で5分、徒歩では20分。
180席(カウンター席・テーブル席・座敷)。個室あり。予約可。喫煙可。カード可。
営業時間11:00~14:30、17:00~21:00(L.O.)。定休、火曜日(冬季、第1・第3火曜)。

建物を見上げて

西の河豚(ふぐ)、東の鮟鱇(あんこう)。
並び称される高級魚ですが、鮟鱇の漁獲高日本一は、実は山口県下関市らしいですね。
ですので、地元でも食材として鮮魚コーナーで売られますが、あんこう鍋は茨城県を代表する冬の味覚。
郷土料理として食べてみたくて水戸を訪れました。

水戸駅

親潮と黒潮が交わる鹿島灘海域は質が良く、久慈漁港や平潟漁港で水揚げされている常磐物は築地市場で上物らしいですね。
鮟鱇の旬は11月~2月。
身が締まり、春先の産卵に向けて肝臓が肥大化することで味が良くなり、特に1~2月は最も美味しい時期。

水戸駅で下車、駅から遠くない老舗の元祖あんこう鍋をいただきに、昼間の訪問。
水戸駅北口から伸びる国道50号沿いです。

入口

2月の雪が降った寒い日でした。
車道の端には溶けきれなかった雪。
平日の昼間でしたが、念の為に予約を入れました。
お店に入ると帳場があり、壁一面に色紙。
店内に入ると著名人の色紙が並ぶ

席タイプは各種あり、カウンターからテーブル席、座敷の個室まで。

店内

店内 (2)

二階テーブル席

二階のテーブル席に通されました。
ランチタイムメニューにも目は行きますが、本日いただきたいのは、どぶ汁。

ランチメニュー

コストは重視せず、食べたいものチョイスで。
こちらのお店のもう一つの楽しみが、地酒メニュー。
茨城県産だけでも16種。厳選ラインナップです。そして、奥久慈しゃももいただかないと(^^

席

◆極上あん肝 2000円(税別)

極上あん肝 2000円(税別)

料理長のおすすめ。厳選された極上のあん肝を山翠流に調理。
上にのっているポン酢のジュレを絡めていただく。
とろける様な舌ざわりの海のフォアグラは濃厚。
日本酒との相性抜群。

濃厚!

◆渡船(茨城県・石岡市) 一合 750円(税別)

渡船(石岡市) 750円(税別)

府中誉の純米吟醸。
日本酒度+3前後。酸度1.3。酒米、茨城県新治郡八郷町産「渡舟」35%精白。
幻の酒米、渡船を復活栽培。果実のような吟香と口中に広がる芳香な味わい。

◆奥久慈しゃも塩焼き(小皿) 1000円(税別)

奥久慈しゃも塩焼き(小皿) 1000円(税別)

茨城県は古くからしゃもの生産地で、全国でも有数の飼育数だとか。
茨城北部、奥久慈山間地帯の自然の中で野性的に育った奥久慈しゃも。
脂肪分が低い筋肉質な鶏肉。
茨城県の県産品の指定も受けてます。
シンプルな塩焼きは、しゃも本来の味と鶏肉のしっかりとした歯ごたえを知るには良いですね。
山椒焼き。ライム添え。

野性的な鶏肉

◆納豆 100円

水戸納豆 100円(税別)

納豆を知りつくした水戸なので、食べてみようかなと。
納豆料理が充実した店ですが、時期は4月~10月の提供。
メニューに納豆単品は無かったのですが、聞くと出してくれました。
小粒の地大豆を使った納豆です。

◆郷乃誉(茨城県・笠間市) 一合 780円(税別)

郷乃誉(笠間市) 780円(税別)

須藤本家(平安時代末期から続く文献上で日本最古の蔵元)の純米吟醸。
アルコール度数15~16度。精米歩合50%。日本酒度・酸度、非公開。端麗辛口。
酒米は収穫後5ヶ月以内の国産新米のみを使用。
辛口で締まりのあり、さっぱりとした味わい。

◆元祖あんこう鍋(一人前) 3400円(税別)

鍋の準備

どぶ汁です。茨城県から福島県南部の太平洋沿岸地域に伝わる漁師料理。
名前の由来は、あん肝が溶け出して、汁がどぶのように濁ることから。
また「どぶ」には全てという意味があり、あんこうの全てを入れる事から「どぶ汁」との説も。
本来は水を加えずに作る調理法が「どぶ汁」と呼ばれてましたが、現在では水を加えても、溶けたあん肝でスープが濁る鍋ならば「どぶ汁」と呼ぶそうです。
外見がグロテスクな深海魚の鮟鱇。
卵巣のないオスの鮟鱇は個体が小さく、食材として食べられるのはメス。
よって、骨以外は食べられない所がないと言われる鮟鱇の「7つ道具」には卵巣が入ります。
鍋は一人前からありますが、ボリュームたっぷり。
二人でシェア出来る量です。

あんこう鍋の説明

卓上に鍋がセットされ、お店のスタッフさんが説明しながら作ってくれます。

元祖あんこう鍋(一人前) 3400円(税別)

山翠の元祖あんこう鍋は、焼きみそ(地味噌に鮟鱇の肝をすりこみ、木の鍋蓋に塗り付け炭火で炙った味噌)で味付け。

秘伝の焼味噌は濃いので少しだけ

味が濃くならないよう小量を入れられました。後は好みで濃くして下さいとのこと。
鍋の具は大皿から、出汁の入った鍋へと移されていきます。
七つ道具。
肝、とも(胸びれ・尾びれ)、ぬの(卵巣)、だい身(身の部分、柳肉)、胃(水袋)、えら、皮。
全部揃ってます。

一つ一つ部位の説明をしながら鍋へ

野菜などは、葱、白菜、蒟蒻、豆腐、筍、人参、銀杏、三つ葉。

全部入りました

煮立ったらいただきます。
漁師さん達が船上で食べた、水を使わないどぶ汁を食べてみたいと思ってましたが、それよりも洗練された鍋となってます。
鮟鱇は地元漁港のものを期待しましたが、こちらの鮟鱇は、魚体が大きくゼラチン質が多く肝に脂がのっている、青森産・北海道産の鮟鱇を主に使うそう。
コラーゲンたっぷりの鮟鱇鍋。
ビタミンCの多い野菜と一緒に食べると肌に良いので、期待しましょう('-^*

魚の器で

鍋の後半に、二品を追加。

◆うどんセット 250円(税別)

うどんセット 250円(税別)

うどんに葱と一味(^^

◆お新香盛り合わせ 500円(税別)

お新香盛り合わせ 500円(税込)

たっぷりいただきました。
山翠は戦時中に東京に開業。昭和20年代後半より現在の地に店を移転。
昭和30年代から、あんこう鍋料理の提供をし、あんこう鍋発祥の店を名乗られています。
女性スタッフさん方は、よく連携がとれていました。郷土料理店の雰囲気に合う揃いのユニフォーム。
会計を済ませ、表へ出ると店主らしき方が、姿が見えなくなるまで送ってくれました。

あんこうの骨がディスプレイされてました



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05.04
東京都台東区根岸3-6-23-18、鍵屋
創業1856年(安政3年)の、女性だけの入店は認めないという老舗の居酒屋。
鶯谷駅北口徒歩5分。3名以上で予約可能。
22席。個室なし。貸切不可。喫煙可。カード不可。駐車場なし。
営業時間17:00~21:00。定休日、日・祝日。

外観

老舗居酒屋の銘店としてよくメディアで紹介されている鍵屋。
訪問したいと思いながら出来ない大きな理由が一つありました。
女性だけでは入店出来ないということになってます。
男性の同伴者が居ないと、どんなに興味があろうが訪問出来ない。
先代の女将のころから続く決まり事だそうです。いつの時代も、女性に厳しいのは女性ですね(^^;
やっと行けることになりました。
JR鴬谷駅を降り言問通り沿いを通り、住宅街の路地に入った場所。
住宅街の中に浮くかのようにポツンとお店あり。

店前の路地

店の灯りが日常と違う世界への誘い。
ドアを引く。
外観も雰囲気ありますが、店内も同じくです。平日夜、満席。
カウンター席と小上がりの板間。
小上がりのテーブル席は4人卓に2人卓をつけた6人席が2つ。カウンターは10席。
席間は狭く寛げる感じではないですが、座布団に座ってしまうと落ち着くものですね。

予約席にグラスとメニュー

予約席にはコップ。そこに立て掛けるようにして小さな木板のメニュー。年季入ってます。
お通しに心太。
その小鉢の上に裸の割り箸。

お通しに心太、箸と一緒に

酒のメニューもシンプル。木板に書かれたものを見せて貰う。
・櫻正宗、大関、菊正宗、一合530円
・ビール大710円、小530円
・冷酒910円
これだけです。

◆ビール(大) 710円

ビール(大) 710円

◆たたみいわし 680円

たたみいわし 680円

取りあえず、ビールとたたみいわし。
たたみいわしは、軽く焼かれて醤油を垂らしたもの。
ビールは瓶のみ。

◆合鴨塩やき 610円

合鴨塩やき 610円

◆とりもつやき 570円

とりもつやき 570円

焼き物を二品。
価格は串1本分。
良い値段しますが、質はそれなりに。肉厚です。
どちらも焼き具合よく美味しかった。

◆菊正宗 一合 530円

菊正宗 一合 530円

お酒は昔から変わらず菊正宗、大関、櫻正宗の3銘柄のみとか。
カウンター内側で、長年使い続けている銅壺での燗。
その雰囲気がとても良い。
酒は、味が丸くなって美味。

銅の燗つけ

◆とりもつなべ 730円

とりもつなべ 730円

他のメニューと比較してぐんとお得感あります。
昭和時代によく見たアルミの軽量一人鍋で。IHは使えないでしょうね、直火で炊かれた鍋。
すき焼きの割下を滑らかにしたような甘辛醤油味。とりもつにとても合う味。刻み葱が別添えで用意されます。

もつなべ用の葱

とりもつパーツは各部位入っており、蒟蒻、厚揚げ、麩が入り、玉葱が甘さを添えます。
料理は昔から伝わっているものばかりで、作り方も引き継いでいるんだそうです。

奥の部屋が調理場になっていました。
決して便利ではない間取り。
長く使われていることが分かります。
女将さんがとても気が付く人です。
同行者が板間で足が痛いのに気づき、空いたカウンターを勧めてくれましたが、そろそろ会計して貰おうと思っていたところ。
窓に斜めに強度を増す支えがしてありました。シンプルな耐震対策ですね。

入口

江戸時代に酒屋として始まった鍵屋。
昭和初期まで店内でお酒を飲ます、今で言う角打ち「もっきり」をされていたそう。
その後は現在のような居酒屋に。
残念ながら、歴史ある根岸の酒屋だった建物は道路の拡幅工事で昭和の中頃に移転。
以前の建物は、江戸東京たてもの園に移築保続されているとか。
今の店は大正元年の建築ですが、それでも十分に情緒を感じられる年代の建物です。
やっと訪問出来た鍵屋は、想像より柔らかな空気で常連さんに愛され、各時代の酒好きが今も集う素敵な店でした。
女将さんの声に送られます。

「ありがとう存じましたー」


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02.02
栃木県日光市山内2281-3、きしの
日光東照宮宝物館の正面・一の鳥居の階段上り口にある、土産物と甘味、豆腐料理・湯波料理、そば・うどんの店。
JR日光駅、及び東武日光駅より東武バス(世界遺産めぐりバス)乗車10分表参道前にて下車徒歩3分。
夏季は42席・冬季は38席、椅子・テーブル席のみ。駐車場なし。コインロッカーあり。
営業時間4月~10月9:00~17:00(L.O.16:45)、11月~3月09:00〜16:00(L.O.15:45)。不定休。

外観

日光に来たならば。目的の一つ、日光東照宮へ。
日本を代表する世界遺産、日光の社寺。その中でも最も有名な日光東照宮。
徳川家康が祀られた神社で現在の社殿群は、その殆どが寛永13年3代将軍家光による寛永の大造替で建て替えられたもの。
境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並びます。
全国各地から集められた名工により、建物には漆や極彩色がほどこされ、柱などには数多くの彫刻が飾られているのも特徴。
平成28年は御鎮座400年にあたる年ですが…平成の大修理中!
日光東照宮陽明門は改修中(終了予定 平成29年3月)、三猿(終了予定 平成29年3月)も、眠り猫(終了予定 平成28年12月)も!
400年の節目は、改修を終了させて迎えないのかしらと思うのは私だけ?(^^;
キャリーバッグを「きしの」のコインロッカーに預けて、いざ東照宮へ!

・日光東照宮に到着

拝観料:日光東照宮単独拝観券、大人・高校生 1300円、小・中学生450円。団体割引あり。
他の施設とのセット料金あり。境内音声ガイド500円。
(境内の案内) http://www.toshogu.jp/keidai/

前後左右に、重要文化財と国宝・・・

・神厩舎(三猿)、内番所、銅鳥居、御水舎

三猿も、眠り猫もレプリカなんですが、致し方ないですねぇ。
海外のゲストがそれでも三猿前でポーズを真似て自撮りしていたのが印象的でした。

・日光東照宮 只今修復のためレプリカの三猿彫刻

・この旅一番のお気に入りショット

眠り猫の下をくぐり、坂下門から200段の石段の先に家康公の御墓所奥宮。

・現在の眠り猫はレプリカ、奥は坂下門、200段の階段の先に家康公の御墓所奥宮

この石段と石柵は東照宮の見所の一つで、一段ごとに一枚石、石柵も一本石をくり抜いたもの。
200段。途中で息が上がる・・・そこには「人の一生は・・・」の御遺訓看板。あと少し!

・登り階段の辛いあたりに

・ここを登ってきたのです

奥宮拝殿を過ぎて、鋳抜門。その先に、ついに御墓所。重要文化財の宝塔は唐銅製(金・銀・銅の合金)。

・重要文化財 鋳抜門

ふう。辿り着きました。家康公に合掌。

・重要文化財 奥宮御宝塔(家康公 御墓所)

宝塔の周りをぐるりと歩けるようになってます。
樹齢約600年の叶杉がありました。
杉野ほこらに向かって唱えると願い事が叶うと伝えられているそうです。

・叶杉

下って、取材の入っていた御朱印所を横目に、御神酒授与所で参拝記念にお神酒を購入。

御神酒授与所にて販売

喉も乾いたし、お腹も空きました。
東京まで戻って飛行機で福岡に帰るのですが、その飛行機の時間にあまり余裕なし。
もう他に立ち寄りは無理そうです。
日光東照宮の入口でロッカーを利用した、きしので食べて戻ろうと言うことになりました。
きしのは、二社一寺(東照宮・二荒山神社・輪王寺)のある山内地区のほぼ中央に位置するとか。
明治時代初期より現在地で営業。

看板 (2)

昼食・喫茶・日光の御土産等の店で、外観からは御土産しか見えません。
飲食は奥。レジを入口として、テーブル席が並びます。
国際色豊かな客。お婆様方がフロアでオーダーをとります。
日本人客から「英語出来るんだねぇ、驚いた!」と言われて「さすがに慣れますよ」と返事されていました。
さて。
ビールと、看板に出ていた、ゆばモノいただきます。
ビール大瓶 600円。喉が渇いてたので特別に美味しい!

ビール大瓶 600円

ゆば。
メニューに湯波と書かれてます。
日光は湯波。
京都は湯葉。
語源の転訛は諸説あるようですが、日光湯葉と京都湯葉は違います。
引き上げ方に違いがあり、二重にして引き上げるのが日光の湯波。一重で引き上げたものが京都の湯葉。
厚みに違いがあります。用途も変わるようです。

◆湯波そば 1000円(税込)

湯波そば 1000円(税込)

温かいそばに大きな湯波2個と山菜・若芽・エンドウ・蒲鉾。

湯波と書くのですね

柔らかめの食堂そば

湯波は出汁を含みほのかに甘い。日光湯波が食べられて嬉しい。
そばは柔らかく、食堂のそばという感じ。

◆湯波ざるそば 1000円(税込)

湯波ざるそば 1000円(税込)

家族はざるそばを。
こちらには小鉢で湯波がついてます。
湯波と高野豆腐と椎茸とエンドウの含め煮。
そば湯はございません。

お冷とおしぼり

店内 (2)

土産店の奥、レジとメニュー

店前には飲料自販機とこの裏にはキャリーバックも入れられる大型コインロッカー

お腹も満たして、ロッカーを開けて荷物を出そうとした家族がキーが回らなくて苦戦してる。
壊れていると判断し、お店のお婆ちゃまに聞く。
「鍵をグーッと奥まで刺して」それを伝えたら開きました。コツの要るロッカー!(笑

JR日光駅からJR宇都宮へ。JR宇都宮からJR東京。羽田空港に移動し福岡に戻りました。

・日光駅

・関東の駅100選



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01.22
栃木県日光市本町8-27、日光田母沢御用邸記念公園
栃木県立の都市公園(歴史公園)。
元は皇太子時代の大正天皇の静養所として造営された旧御用邸の建物と庭園。
現在、公園として整備され一般公開している。
明治期以降に数多く造られた御用邸建築の内、全体がほぼ完存する唯一の例として貴重。
建造物群は国の重要文化財に指定されている。
開園時間4~10月9:00~17:00(受付は16:00まで)、11~3月9:00~16:30(受付は16:00まで)。
入園料、大人・高校生510円、小・中学生250円。団体割引あり。
音声ガイドサービス200円。
休園日、火曜(祝日の場合翌日)。無休の期間もあり、年末年始は休園。
駐車場あり有料。

日光田母沢御用邸記念公園 

御車寄

日光金谷ホテルから呼んで貰った観光タクシー。
2時間で数か所へ行き、日光東照宮前で降ろして貰う打ち合わせを。
セレクトされたのは、憾満ヶ淵と日光田母沢御用邸記念公園と滝尾神社。

神橋から大谷川(だいやがわ)を1kmほど上流にさかのぼったところに位置する日光田母沢御用邸。
御用邸の創設は1899年(明治32年)。
病弱な皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)の夏の静養所として設けられたもの。
建物はその時に新築されたものではなく、この土地に建てられていた資産家の別荘が再利用されています。
東京・赤坂の東宮御所から移築された建物もあり、大正天皇即位後にも多くの部屋が増築され、江戸・明治・大正の各時代の用途の異なる建築が混在。
・紀州徳川家江戸中屋敷として新築された部分
・赤坂仮皇居に増築した部分
・御花御殿(東宮御所)に増築した部分
・旧小林邸として新築した部分
・明治32年日光田母沢御用邸として新築された部分
・明治33年~大正6年の小規模な増築部分
・大正7~9年の大規模な増築、及び大正7~9年の大規模な増築、及び大正10年の小規模な増築
と、7つに色分け出来るその建物の規模は1360坪(4471㎡)、部屋数106室!
建築群の中に、江戸・明治・大正の建築様式を見ることができます。

建築規模は1360坪!

建物群は2003年(平成15年)12月、旧日光田母澤御用邸10棟として国の重要文化財に指定。
建物名は10棟に分かれるそうですが、各建物は廊下でつながり、屋根も一つながり。
館内は順路が表示され、見どころにはスタッフさんが立っておられました。
煌びやかなのとは違う、本物の素材の贅や初めて知った匠の技。
今では出来ないことも多いであろうと感心しきり。
迷宮のような広さ、旧御用邸としての皇室の方と所縁・・・

重要文化財指定書

御玉突所。

御玉突所

御学問所。

御学問所

御食堂。

御食堂

謁見所。

謁見所

庭園。

庭園

日光市指定天然記念物 シダレザクラ(樹齢 約400年)。

日光市指定天然記念物 シダレザクラ(樹齢 約400年)

売店では皇族方のお印商品が並んでおり、マダム方が、私は愛子さまの!私は眞子さまの!
と、ハンカチなどをお求めでした。
(商品) http://www.park-tochigi.com/tamozawa/souvenir

売店には皇族方のお印商品が並ぶ 

食から反応する私は、綺麗なオリジナル落雁を。

◆はつくさ 落雁(和三盆) 1080円(税込)

購入した状態 

箱を開けるとこのように 

干菓子 はつくさ。原材料は和三盆と抹茶のみ 

この記念菓は、今上天皇がおよそ1年間疎開生活を送られた皇后(貞明)御座所・御寝室・御学問所の長押に付けられた釘隠しを基にデザインされた落雁。
折鶴や楓などの型の和三盆12粒入。
原材料は和三盆のみ。半分は抹茶が入ったもの。
崩れやすいもろさの落雁は、和三盆そのものの味。

はつくさ 落雁(和三盆) 1080円(税込)

お休み処「みやび」も隣接していますので、一服されたい方はそちらでも。
http://www.park-tochigi.com/tamozawa/miyabi

こちらは、規模も大きく見ごたえありました。
江戸・明治・大正の各時代の建築の歴史をまとめて見られて、かつ皇室所縁のものも。
2時間3ヵ所の案内をして貰ったドライバーさんに最後に日光東照宮へと送って貰います。



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01.14
栃木県日光市上鉢石町1300、日光金谷ホテル ギフトショップ
日光金谷ホテル1F、フロントロビー横のショップ。
金谷ホテルオリジナル商品、金谷ホテルベーカリー商品などを扱う。
東武日光駅から車で約5分。
営業時間8:00~18:00。定休、無休。

売店はフロントロビー横

日光金谷ホテルのチェックアウトタイミングで、昨晩の到着時には閉まっていたギフトショップへ。
入口付近は、ザ・お土産なものが並び、その奥にパンを中心に食品のコーナー。

売店の表に

店内

コーナーの入口に「こどもびぃる」のコピー。
「こどもだって、飲まなきゃやってらんねぇよ。」笑わせてくれます。

ホテルベーカリー

人気NO1の円筒状のパン、チーズロードなどが並ぶ中、店頭販売で目立つ商品は10:00に焼き上がった百年カレーパイ。
数量限定で、焼き上がり時間が10:00と14:00と表記。
予約している人がいらっしゃるらしく、数組の方が名前を伝えパイを引き取りに来られていました。
中々の人気のよう。
これはいただいてみないと(^^

予約が沢山入ってました

購入して、ロビーのソファーでいただきました。

1個購入

◆日光金谷ホテル 百年カレーパイ 324円(税込)

100年カレーパイ 324円(税込)

ホテルの蔵から見つかったレシピをもとに完成した百年ライスカレー。
その百年カレーのレシピをカレーパイ用に特別アレンジしてパイの具に。
大粒のレーズンが入った濃厚なルー。中はしっとり外はパリパリ。
おやつ感覚のカレーパイは、食感も美味しい。
賞味期限は当日中。

袋に食べ方のってます

キリトリ線でカット

断面

ここには、金谷ホテルオリジナルの商品をはじめ、この規模と立地では置いてないようなギフトが並んでいました。
見た目は普通の宿のギフトショップなんですけど、置いてあるものを見るとハッとします。
甲州印伝をじっくりみたのは初めて。
ドイツの紅茶 ロンネフェルトも品揃えがあり、アクセサリーのパラドックスティータイマーまで置いてありました。
このタイマーは中身がオイルになっていて、下から上へ時間が昇っていく、砂時計の逆のイメージです。
お茶を淹れる3分間をとても楽しく演出してくれ、自宅でも愛用しているお気に入り。
奈良吉野 堀内果実園の国産・完熟・無添加ドライフルーツは思わず買いたくなってしまう。
外国からの要人を受け入れる迎賓館の役割も果たしてきた日本屈指のクラシックホテルのギフトショップは、それに相応しい品揃えでした。

さて、この後はホテルに呼んで貰った観光タクシーで数か所へ行き、日光東照宮前で降ろして貰おうと思います。



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01.06
栃木県日光市上鉢石町1300、日光金谷ホテル
140余年の歴史を持つ、既存する日本最古の西洋式ホテル。
日光の歴史と共に育まれ、外国人向けのリゾートホテルとして明治6年に創業して以来、多くの方に愛されている。
JR日光駅からタクシー8分。駐車場60台。
チェックイン15:00、チェックアウト11:00。
一泊二食付き1人33560円~

本館

ホテルへの着時間が遅かったので、朝食だけをつけて貰うプランの予約をしました。
日光を訪れるなら泊まりたいと思っていた日光金谷ホテル。
揺るぎない格調を誇る日本屈指のクラシックホテルです。
明治6年から続くリゾートホテルで、外国からの要人を受け入れる迎賓館の役割も果たしてます。
日が落ちてからの到着で、日光駅からホテルまではタクシーで来ましたが、賑わっている場所は見ず静かなものです。
先ずはフロントのある本館前でタクシーを降ります。

本館の回転ドア

出入口は木製の回転ドアがあり、昔懐かしい丸い鉄製の郵便ポストも。正式名称「郵便差出箱1号」
サイドにも木製の開閉ドアがあるのですが「をす」と書かれていて思わず反応(^^
フロントには明治40年(1907年)頃から現在も使用されているスタンド。

フロントのスタンドもレトロ

宿泊は別館で、ベテランのホテルマンが案内してくれます。
写真は朝の別館ですが、この時は夜です。

別館入口

別館前に

昭和初期に建てられた別館は、昭和天皇やヘレン・ケラー女史も滞在した客室の1枚窓が特徴の由緒ある建物。
別館の入口には、野ホテル敷地内に生のムササビが生息していて夜間に欄干をかじるいたずらをすることがあると表示。
ご案内いただいた方の息もあがる3階の部屋。
エレベーターなしの3階、海外ゲスト仕様のため天井高が高く1フロアの階段が21段。
ドアの鍵の開け方が独特。教えて貰ったのですが、聞いていても二度目が開かない。ガチャガチャガチャ。不審者みたいです…

客室124

和洋折衷の趣ある室内です。見晴らしのいい部屋で、晴れると日光連山が一望出来るとか。
見下ろす景色に灯りは少ない。
「早仕舞の遅開き、商売っ気が無いんです」とホテルマンはおっしゃってました。
調度・設備が古くて驚きましたが、当時は最先端だったのでしょうね。アメニティはご期待なさいませんよう。

バスルーム

部屋の天井高は高いです。
冷蔵庫は、ありますが持込用で中身は無く、自販機もホテルにはないです。
ワインクーラーを借り、氷とグラスを持って来て貰って、持参したスパークリングワインを空けました。

翌朝。
本館のダイニングルームへ朝食をいただきに。

メインダイニング

正統派フランス料理と歴代料理長に脈々と受け継がれてきたホテルオリジナルレシピの名物料理のレストラン。
朝食券に本券を食堂係にお示し下さい。と書いてあります。
朝食は洋食です。
和食を希望する場合は前日の20時までに申し込みすれば用意して貰えるそう。
メインダイニングに入ると席に案内される。

メインダイニング (3)

気持ちのいい朝食空間

窓側の席へ。大きな窓からは豊かな緑と宿泊した別館が見える。
丸テーブルにダブルのクロスがかかっていて、ナフキンを中央にしてのセッティング。
メニューを見せられて、ジュースと卵料理と飲物を選択。
伏せてあるカップはノリタケでした。

◆BREAKFAST

・ジュース(オレンジ、トマト、パイナップル、グレープフルーツ)

グレープフルーツ

・卵料理(フライド、スクランブル、オムレツ・ハム又はベーコン又は辛口ソーセージ添え)

オムレツ

・トースト

トースト(パンはあたたかい、ロールは昔味)

・バター・ジャム

ジャム

・飲物(コーヒー又は紅茶)

コーヒー

ジュースはグレープフルーツに。
卵料理、私はオムレツとソーセージ。家族はフライとハム。ターンオーバーにして貰っていました。

フライド

私は黄身が柔らかいほうが好きですが、家族は黄身まで固焼きオーバー・ハード派。
ホテルメイドパンはトーストとロール。カゴに入って温かい状態で。ロールがコッペのような昔味。
コーヒーはサーブして貰ってポットでも置いて行かれました。煮詰まってなく美味しかったです。ミルクはエバミルク。

コーヒーはポットで

食器と景観と雰囲気が良く、気持ちの良い朝食です。

BREAKFAST.jpg

日光金谷ホテルのメインダイニングルームは、当初はフロント・ロビーとして客を迎える玄関口だったそう。
1階部分が増築されて以降は、客の舌を満足させる空間に。
ダイニングを入った場所に、明治後期から昭和まで使用されていた食器類(陶器・銀器)が展示され、ホテルのこと、料理のことも書かれていました。

ダイニングに過去使用された食器類を展示

当時のカトラリー

ダイニングには柱頭彫刻が施してあり、その説明もあり。

柱頭彫刻

大谷石の暖炉上には迦陵頻迦(吉田仙十良 作)。

暖炉上の迦陵頻迦

上半身は女性、下半身は鳥の姿の仏教における想像上の生き物。極楽浄土に住むとされ、妙なる声で仏法を説くとされるとか。
材質はケヤキで岩絵具で彩色。他、詳細不明の彫物もあり。

食後は、朝の館内を散策。
ダイニングフロアは、ホテルの歴史をパネルで紹介。

ロビー (2)

ロビー

1階に降りるとフロントから続くロビーに著名人の宿帳の写し。
ヘボン式ローマ字の創始者・ジェームス・カーティス・ヘボン、5度内閣総理大臣を務めた・吉田茂、文豪・夏目漱石、物理学者・湯川秀樹、20世紀を代表する建築家・フラン・クロイド・ライト、物理学者・アルベルト・アインシュタイン、教育家・ヘレン・ケラー、イギリスのエドワード王子、ジョージ王子、ヘンリー王子…著名人の時代背景と日本のホテルの接点を感心しながら見ました。
登録有形文化財登録証が掲げてあったり、デルビル式壁掛け電話(大正時代製造)が展示してあったり、歴史あるホテルではないと見ることの出来ない古い観光ガイドがあったり、ロビーも興味深いものが掲示されてました。

そのまま外に出てホテル周辺を朝の散歩。
ホテル敷地に遊歩道があり、そのルートで大谷川散策ルートへ。散策用の杖が用意されている整備程々の足元です。
河原まで往復、ちょっとした運動量になりました。

新館

別館

朝の散歩に

大谷川(だいやがわ)

明治の風格と薫りを今に伝える、端正なクラシックホテル。
既存する日本最古の西洋式ホテルは東京の帝国ホテルより17年早く創業されています(東京の帝国ホテル落成完成・明治23年)。
歴史上の人物が寛ぎ過ごした空間に身を置ける喜び。
文化財としての貴重な建築物に宿泊する喜び。
緑豊かで澄んだ空気に包まれて身を休めることが出来ます。
ウエディングも行われており、世界遺産・日光東照宮、日光二荒山神社での本格的な挙式が叶うそう。
挙式から披露宴まで専任スタッフがトータルサポートするそうです。

建物にも

意匠を凝らした館内の調度品を愉しみました。
時を刻んだもの特有の、円熟の深みを満喫。
さて、チェックアウトして、本日は日光の観光。
ホテルの売店にも寄ってみましょう。



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12.21
栃木県日光市上鉢石町1300、バー デイサイト
日光金谷ホテル1F、シングルモルトウィスキーを常時200種類以上取り揃えているホテルバー。
東武日光駅から車で約5分、徒歩約20~25分。
営業時間18:00~22:30。無休。カード可。個室なし。禁煙。
1人594円のカバーチャージ。

入口

本日の宿泊先は、日光金谷ホテルです。
創業明治6年、国内外の要人に愛され続けている日本最古のクラシックリゾートホテル。
一度利用してみたく思っていました。
JR日光駅に20:00過ぎに到着。
タクシーでホテルまで。
明治の薫り漂う館内。

日光金谷ホテルフロント

チェックインして別館に荷物を置き、ロビー階にあるバー デイサイトへ。
バーの雰囲気もクラシカルで、イギリスの上流階級用パブのように渋い。
照明はかなり落としてあります。
入口付近にのローテーブル席が並び、一番奥にバーカウンター。
20席ほどの空間です。

店内

そこの端に座り、落ち着いたひと時を過ごします。
真空管アンプから流れるジャズ。
座った席の真横にSPレコード。
通常CDですがリクエストでかけてくれるらしいです。
今は夏なので使われてはいませんが大谷石で造られた暖炉があります。
大谷石といえば、フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテル旧本館で好んで使われた建築素材。
その暖炉は、20世紀を代表する米国人建築家フランク・ロイド・ライトの設計とも伝えられていて、宿泊客の中に名前があり信憑性も高いのかと。

ここで、一つ楽しみにしているものがありました。
それは氷。
バーでは氷が多く使われますが、こちらでは天然氷。
現在、日本で5カ所しかない氷室で作られる天然氷。そのうち栃木に3カ所。
伝統技術と限られた土地で作られた自然の氷は希少です。
冬の厳しい寒さで少しずつ凍らせた天然氷は、無色、透明、無味、無臭、そして硬いのが特徴。
私たちが口にする天然氷は、冬に行われる作業が重要。
氷を育てる作り手による毎日の掃除や、雪を除く作業など気が抜けない日々が数ヵ月続くと聞きます。
2週間で15センチの厚みになった約40キロある氷を切り出し、氷室へ搬送するという1日がかりの作業。この作業を極寒の冬に行い保管。
その氷がふんだんに使われてる贅沢なバーはそうないでしょう。
チェイサーの氷もそうなので「贅沢♡」と喜んでおりました。
メニューはあります。
カクテルのほとんどは税込表記で1188円。オリジナルカクテルは1306円。
家族が飲んでいたビールのバスペールエールは950円。
おつまみにナッツが出ます。

チャージ 594円(税込)

◆モスコミュール 1188円(税込)

モスコミュール 1188円(税込)

メジャーなスタンダードカクテルを。
モスクワのラバという意味のカクテルで、ラバに蹴飛ばされたように効いてくるウォッカベースのクーラー。
本式では銅のマグカップに入れて提供されるもので、本格的なバーではそのようにして出されている。
それにしても硬い氷は解けずにカクテルを冷やし、美味しかっだです。

◆マティーニ 1188円(税込)

マティーニ 1188円(税込)

ドライ・ジンにドライ・ベルモットを加えて、オリーブを添えただけのシンプルなカクテル。
カクテルの王様と呼ばれ、カクテル論争も勃発し易いカクテル。
ほら、もうお隣の老紳士がバーテンダーに難癖つけてる。お静かに召し上がって下さいまし。
バーテンダーの力量が試されますが、逆にバーテンダーの数だけマティーニはあると思うのですが(^^

目の前にレトロなアイスクラッシャー。

目の前にレトロなアイスクラッシャー

もう歯が効かないと言われてましたね。
これくらい古いものは現役では見ませんね。

外観

閉店時間は割と早いので、利用出来て良かったです。
空気さえ重厚に感じてしまう、このホテルの夜は早いのでした。
いえ、日光の夜は早いようです。

函館を出て、青森・八戸、岩手・盛岡、宮城・仙台、到着の栃木・日光。
移動距離のある一日でした。

日光駅です。

日光駅



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Author:akii
時間が出来れば食べ、
暇が出来れば書いてます。

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